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風の騎士団 ゼファ×氷牙の剣 3(2)

作者:6‐659氏
備考1:ゼファ×氷牙の剣
備考2:『風の騎士団』二次創作


「あ゛ッ……あ゛ッ……ッッ……ッ!」

肉棒は根元まであっさり入れる事が出来たけど、全く準備出来てなかった氷牙の剣の膣の中は凄く滑りが悪くて、
おまけに膣内が乾いているから、粘膜が引っ張られて凄く痛かった。

「い…痛ェ…っ、」
「あ゛ッ、あたりまえ……ッッ…だよッ……バカ……ッ」
「で……でも…っ、姫初めって……交わる事……なんだぜ……っ」
「よく……わかった…から…ッ、ジッ…と、して…な……ッ、」

オレは氷牙の剣の身体の上に倒れ込むと、その背中に手を回して抱き締め、痛みを堪えた。
氷牙の剣もオレの身体を抱き締めたまま、痛みを堪えて小刻みに震えてる。
膣の中もキュッと締まっていて、襞が肉棒に張り付いたまま痙攣してた。こんなに痛いとは思わなかったな……。
考えたら全くの愛撫無しでするのって、これが初めてかも。
やっぱりちゃんと準備してから挿れるべきだった。

「ゼファ……少しだけなら……っ、動いていいよ……、」
「で、でも、痛いんじゃないの?」
「ほぐしてくれた方が、少しはマシにっ……なるから…ね……、」

このままジッと動かないでいるよりも、少しだけ動いて膣に刺激を与えた方が愛液が出るのも早い。
確かにそうだ。唯オレは勿論の事、氷牙の剣も痛いだろうからちょっと怖い。
けど、このままでいるのももどかしいと思ったオレは、氷牙の剣に促されるままに腰を動かしてみた。

ずず…っ
「アっ!」
「どう…?」
「ち…ちょっと、痛い…ね……。でも、耐えられない程じゃ……ないよ」
「そっか…、じゃあこのまま続けるね」

何とか耐えられる痛みらしいから、このまま続ける事にしたオレはゆっくりとだけど大きく腰を引いてみる。

「あぁ…っっ、」

張り付いている肉を引き剥がすような感触がして粘膜に痛みを感じたけど、出て来た肉棒の竿は少し濡れていた。
愛液が滲み出てるみたいだね。氷牙の剣は若干痛みに顔を歪めているけど、オレの視線に気付いて無言で「大丈夫だ」と頷いた。
オレは氷牙の剣の頷きに応えようと思って、カリ首まで出ていた肉棒をもう一度ゆっくり膣の中に挿れていく。

ずぶぅぅぅ、
「ひっ…あぁ」

さっきよりも滑りが良くなってる感じがするな。収縮して肉棒に張り付いてきた膣肉も柔らかくなってる。
そう感じたオレは、今度は動きを止めずに出し入れを繰り返す。



ずぶぅ、じゅぶ、
「あ…んっ、はっ…あぁっ、」
「まだ、痛い?」
「いや…っ、だいぶマシにっ、なってきたよ…っ、」

氷牙の剣の言うように、膣の中は全体的にほぐれてきてる。
本格的に抽挿を始めた事で、粘膜と肉同士が擦れ合うようになって、次第に痛みよりも快感の方が強くなってきた。

「ひうっ…ああっ、ゼファ、イイ感じ……だよっ、」
「うん、オレも段々気持ち良くなってきたっ、」
「ゼ、ゼファ…っ、結局、姫初めってのは…ああっ……どういう、意味っ…なんだいっ、」

氷牙の剣は痛みが無くなって、気持ち良くなってきたから余裕が生まれたのか、姫初めの意味を聞いてきた。
そうだった。元々ヤムネシアの事に付いて話してたらこうなったんだよな。
オレがしたくなったからってのもあるけどね。オレは同じ間隔で肉棒の出し入れを続けながら、氷牙の剣の疑問に答えた。

ずぶっ ずぶっ
「前にさっ、オレ達が泊まったっ、アレクソニアの宿でっ、店のおっちゃんにっ、聞いたんだっ、」
「ひっ…あっ…あぁっ、あのっ、ユーリア達と会ったっ、宿だねっ、」
「そうっ、そこでおっちゃんがさっ、オレ達の交わる声っ、聞いてただろっ、?」
「そ、そうだったねっ、んんっ!」

交わりながらの会話は、息が上がっているのもあって少し疲れる。気持ちが良すぎるから余計にね。
それとあの宿のおっちゃんに氷牙の剣の喘ぎが聴かれていて、後で「お盛んですな」って言われたのは正直恥ずかしかった。
とにかくその時、おっちゃんに聞かされたんだ。

『坊主。あの女剣士さんとは毎日交わってるのか?』
『う、うん……まあ…ね……』
『だったら良いこと教えてやるぜ。ここからずーっと東にヤムネシアって国があるだろ?』
『うん、知ってる』
『そのヤムネシアじゃあ新年に姫初めってのがあってな』
『姫初め?』
『その年の初めに夫婦が交わる事をそう呼ぶのさ。ま、夫婦に限った事じゃねえだろうがな。オレの見たところ坊主と女剣士さんは恋人っていうより、
 夫婦そのものにか見えねェからな。だから教えてやったんだ。機会が有ったらやってみろや』

それで氷牙の剣がヤムネシアの事を調べたいっていうのを聞いて、思い出したんだ。
ついでに交わる口実にもなるからね。



「あっ…うっ、そんなっ、そんな事がっ、あったのかい…っ、」
「そう、それにさ、ヤムネシアの文化の体験にもっ…なるしっ、」
「ああっ…はぁンっ……っ ほ、本音はあたしとっ…っ、交わりたかったっ……だけだろっ……っ」

やっぱりバレてた? だよなぁ…。まあ、オレの事は何もかも知ってる氷牙の剣だから仕方ないけど。

「ま、まあねっ、だってさっ、昼間はさせてくれないしっ、」
「アっ、アンタは何でっ……っっ、夜まで…っ、待てないんだよ…っっ、」

オレは膣口から子宮口まで、肉棒全体を使った出し入れを繰り返しながら、膣の中を満遍なく擦っていく。
もう愛液で一杯になっている氷牙の剣の膣内は、肉棒を挿れた直後みたいに引っ掛る事は無くて、イイ感じに滑らせる事が出来ている。
抜き差ししている穴の隙間からは愛液が押し出されて、オレの股間と氷牙の剣の股間をべとべとに濡らしていた。
オマケにオレは裸だからいいけど、氷牙の剣の方はパンツを脱がせただけだから、液が服にまで掛かってシミを作ってる。
スカートの前の方はオレが腰の切れ込み一杯まで捲って、重なる身体の横にずらしてるから大丈夫なんだけど、
後ろ側は氷牙の剣の脚の下に敷かれたままだからね。後で文句言われそう……。

じゅぶっ じゅぽっ
「ひっ…あっ……ああンっ…っっ……イイ…っ、イイよ…ゼファっ…っっ、もっと突いてっ…っ、」

感じる快楽に誘われるまま、氷牙の剣の腰に自分の腰をぱんぱん打ち付けているオレは、
身体の奥から迫り上がってくる射精感に肉棒の出し入れを早くして、同時に先っぽを使って子宮口をコツコツ突いた。

「あっ…イイっ、イイっ…! そこイイっ! ゼファっ…そこだよっ! そこがイイよっ!」

先っぽで子宮の入り口を突く度に膣の中が狭まってきて、愛液でぬるぬるなのに動きづらくなってくる。
オレは力を込めて腰を突き出し、強引に動き続けた。

「アアッ! イイッ! ひあッ…あッ! あ、あたッ…あたしッ…ッ! イッ…ッ、イクッ…イクぅぅ…ッ!」

もう滑るとか出し入れとか言うより、押し込むって言うのが正しいくらいに膣は狭くなっていて、
膣の肉が、襞が、オレの肉棒を絡め取って抱き締めるみたいに締め上げてきた。
氷牙の剣はもう限界だって言ってイキそうになってる。こっちも持たない。
そう思った瞬間、一気に射精感が増して精液が込み上げてきた。

「出すよ氷牙の剣ッ、」
「イイよッ…一番奥にッ、あたしの子宮にッ…ッ」

強烈な射精感に堪えられないオレは、宣言と同時に肉棒を根元まで突き入れて、自分の股間を氷牙の剣の股間に押し付けた。
そして亀頭の先が子宮口を押し広げて、射精する体勢が整った瞬間――ドクンッ!

「アアァァァァ――ッッ!!」

肉棒がビクビク痙攣して、亀頭の先から精液が噴き出した。
オレ、氷牙の剣の中に出すこの瞬間が、出し入れしてる時と並んで一番好きだ。
大好きな氷牙の剣と身体を繋げている時にしか味わえないこの一瞬が。
言葉に出来ない開放感と、僅かな時間しか味わえない最高の気持ち良さ。
それを今、氷牙の剣と共有してるんだ。

びゅくっ びゅくびゅくっ どくんっ……。
「あっ…あぁぁぁっ……いい…ね…。この…瞬間が……なんとも……言えない…よ…っ」
「うん、オレも……この、中に出す瞬間が……一番好きだ……」
「ああ……ゼファの精子がっ……あたしの中に……っっ、いっぱい出てるよ…っ」

オレは射精が終わっても少しの間繋がったまま、氷牙の剣と温もりを感じ合っていた……。



「まったく……あたしの服、こんなにべとべとにしてくれて」
「ご、ごめん……、ちょっとは反省してる……」

交わりが終わった後に股間を拭いていた氷牙の剣は、スカートがべとべとになったのを見て怒った。
そりゃ怒るよな。オレ達二人とも必要最低限の荷物しか持ってないから、服は今着ているのしか無いんだ。
大した汚れじゃないなら別に問題ないけど、精液とか愛液は放って置くと独特の臭いがするから、流石に洗わなきゃいけない。
要するに余計な手間を掛ける事になる。だから当然怒る。

「はぁ~、ま、いいけどね。あと、もう一つ。交わる時は愛撫してからだ……結構痛かったんだよ?」
「そ、それも…ごめん……」

やっぱり愛撫無しでするのは良くないな。気持ち良くなりたくて交わるのに痛かったら意味ねーや。
オレだけならまだいいけど、氷牙の剣に痛い思いさせてるし……。それだけは絶対に嫌だ。

「でも、前戯入れたらバレると思って……」
「ゼファ、してる時も言ったけどアンタは何で夜まで待てないんだよ。毎日夜にしっかり交わってるじゃないか」
「それはそうだけどさ……でも今日はヤムネシアの文化の体験って事で……」
「……分かったよ。でも、言い訳ばかりしてたら大人になれないよ? アンタ早く大人になりたいんだろ?」

大人になりたいっていうのは本当。氷牙の剣との身長差とか年の差とか考えたら早く大人にって思うからね。
まあ、大人になったからって年の差が埋まる訳じゃないけどさ。
でも、今氷牙の剣が言ったのは多分違う。心も大人になれって事だよね?

「それはそうだけど……」
「だったら我慢する事も覚えないといけないね」
「うん」
「分かってるならいいんだ。ま、それでも我慢出来ないって時は言いな。あたしだってゼファと交わるのは好きだから、させてあげなくもないよ」

そう言ってくれるからつい甘えちゃうんだ。
でも、少しは我慢する事を覚えなきゃいけないな。

「さて、この話はこれで終りだよ。大体あたしは説教は苦手なんだ」
「氷牙の剣って口で言うより、手の方が先だもんね」
「アンタは人の事を言えないだろ。前なんか考え無しにカルタグラの海軍にケンカ売ってたしね」

うっ、それを言われたら何も言えねーや。


こうして、このタルチネア王国の西の都トリアンタでの一日は過ぎていった……。

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