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続・洞窟にて

作者:7代目スレ575氏
備考1:シャーマン×少年
備考2:『ゴッドマジンガー』二次創作。「洞窟にて」の続編。



「おい・・・ラギ。今日も豆だけか?」
養父は朝食の豆のスープを一瞥して、ラギを睨みつけた。
「ごめんなさい。最近稼ぎが少なくて・・・」
己の嘘を、(稼ぎが少ないことは本当だが)
心苦しく思いながら、せめてもと養父の皿いっぱいに
スープをよそった。
「・・・」



ラギはユイメとの約束を守り、
わずかな稼ぎから食べ物を買い、棄てられたやぶれた布など
使えそうな物をあさり、洞窟へと届けた。
今日も朝早くにラギは洞窟へと向かった。
久しぶりに手に入った卵と煮豆の入ったバスケットを抱え
息を弾ませながら。
「ユイメ!来たよ・・・」
反応が無い。
不安になりながら洞窟へ入ろうとした時
「こ、こないで!」
ユイメの声が聞こえた。
ぼんやりと見え始めた洞窟の奥で震えているようだった。
「ど、どうしたの!?」
ラギはユイメの忠告も聞かずに駆け寄ってしまう・・・


肩を掴まれた、途端にすごい力で地面へ押し付けられる。
「ひっ・・・」
思わず小さな悲鳴をもらす。
ラギは押し倒されたことよりも
今はユイメの前で情けない声をあげたことのほうが
恥ずかしかった。
それも、目の前に迫るユイメの顔を見る時までのこと・・・

美しい彫像のような顔立ちから伸びたオレンジ色の髪が
ラギの額に微かに触れる。
女性特有の甘い香りがした。
だけど・・・目の前にあるのは、人間とはまるで違う眼球の蒼い瞳。
「バケモノ」・・・
その言葉を思い出した自分を責めるように
ラギは胸の服をギリっと握り締めた。
「ラギ・・・ご、ごめん。ごめん!もう我慢できない!」
ユイメはそんなことを言いながらラギの胸に顔をうずめた。
そのまま、嗅ぐように、顔をすりつけながら
腹へ、下腹部へ移動していく。
そして、ラギのパンツへ手をかけ、膝下まで一気に引き下ろす。
勢い良く、反り返ったペニ*がユイメの顔に叩きつけられる。
ユイメは雄のにおいを嗅ぐような仕草をしてから、
ソレを躊躇なくくわえ込んだ。

「うわ・・・」

暖かな口内の感触と、亀頭に当たった歯の刺激に声が漏れる。
ねっとりとした太い舌が肉棒をはってきた。


ペニ*をまるで、舌でしごかれているように感じた。
クポクポと口内の空気が漏れる音がいやらしく響く。
突然おとずれた、二度目の性交にラギは恍惚の笑みを浮かべ
彼女の頭に手をのせた。
なおもユイメの口は雄竿を貪る。
何度もカリの部分を舌が容赦なく責め立てる。
感じあい、愛し合う性交では無い。
射精を促し、精液を搾取するだけの行為。
それでも、それだからこそかもしれない、
ラギは恐怖と快感ですぐに絶頂を迎える。
「あぐう!もう、もうでるぅ!」
ユイメはラギの言葉を聞き、前にも増して顔を激しく上下させ、
舌でペニ*を絞め上げた。

「ひゃう!イク!」

ビャッビュ!ビュク!ビューーーーーーーッ!

勢いよく、ユイメの口内にラギのスペルマが叩きつけられた。
ガクンガクンと大きく二、三度痙攣するラギ。
根こそぎ搾り取られたように、ペニ*がくたと倒れ込む。
ユイメは精液を味わうように、うっすらと微笑みながら飲み干す。
しばらく、恍惚な表情のまま、はあはあ・・・と息をしていた
ユイメが再びラギのペニ*に頬ずりしてきた。

「らぎぃ・・・」

自分の名前を呼ばれて、ペニ*が別の生き物のように蠢いた。



ユイメは自身のたわわな乳房をおおっている黒い布を両手で開く、
形の良い乳房が、ぷるんっと揺れる。引き締まった戦士の体が
あらわになった女の象徴をより鮮明に印象づける。
固く尖った濃い桃色をした乳首を
ラギのペニ*に授乳するかのように擦り付ける。
まだ、たちきっていないペニ*が押さえつけられ
くにゃりと歪む。
ユイメの唾液と、ラギの愛液がふたつの間で糸をひく。
乳首が何度もペニ*をまさぐるうちに、抵抗のなかった肉棒が
しだいに、乳首を押し返し始める。
押し付けた桃色の乳首の先端は上を向き、ラギのペニ*に押されて
張りのある乳肉のなかに埋没した。
「ああ・・・あああ・・・」
ラギはそんな淫乱なだけの行為をただ眺めるだけしかできない。
乳首の先端がペニ*の鈴口と何度も何度もキスを交わすように
すりあい、糸をひきながら交じり合う。
ラギの雄竿がそそり立つのをユイメは細めた瞳で見やると
身体を乗り上げ、ラギの眼前に露の滴る己の秘部を見せつける。
「らぁ・・・ぎぃ・・・」
奇妙な声を発し、ユイメはラギの肉棒を己の陰部でくわえ込んだ。
むずがゆい感触が亀頭に伝わり、たちまちラギのペニ*は
ユイメの熱くたぎる蜜壷の中に入り込んでいた。



「くああぁぁぁ・・・」

ユイメが人ならぬ声を再びあげる。
発情しているのかもしれない・・・
さきほどからの奇妙な行動にラギはそう考えた。
シャーマンという種族のことはわからないが
やはり、人間とは違うのだろう。
でも、洞窟の入口で言われた「こ、こないで!」と言う言葉が
単なる拒絶でなかったことがわかり、ラギは安堵していた。
むしろ、自分を気遣い、
陰らな姿を見られたくないと思う彼女が少し可愛く思えた。

「らぎぃ・・・らぎぃ・・・したひ・・・いっぱい・・・したい・・・」

ろれつの回らぬユイメのつぶやきが、ラギの耳にはいる。
ラギは顔を赤らめた。
ずりゅ!ずりゅ!
ユイメの腰が動き出した。
力強く打ち付けられる腰と、
肉棒を己の中から離そうとしない膣の締め付けの
快楽は痛みもともなってきた。



「ユイメ・・・もう少しだけ・・・ゆっくり・・・」

懇願するラギ。
「くあああぁぁぁ・・・ら・・・ぎぃ・・・くふぅ・・・」
それに気づく素振りさえ見せず、
シャーマンの女は腰をうちつけ、オレンジの髪を激しく揺らす。

「ユ・・・ユイメ?」

その時、初めてユイメを恐ろしく感じた。
ジュポジュポと秘部同士の結合は淫らな音を奏で、
浅黒い肌に浮かぶ二つの乳房とその先に芽吹いた桃色の突出が
残像を残しながら上下に揺れている。
美しい鼻筋、額にかかる前髪。
簡素な水色の髪飾りはオレンジの髪色とよく似合う。
だけど・・・妖艶な微笑みを浮かべるその異形の目は
エモノを狙う獣の目だった。

「くあああぁぁ・・・」

また獣が鳴いた・・・
ラギの腕を両端からがっちりと掴む、
「いたッ!」
掴まれた部分に鈍い痛みがおこる。
今まで気づかなかったが、
ユイメの指は小さなナイフのように尖っていた。
わずかに血が滲む。
そんなことすら気づかず、女は前屈みになり、
セリ出るような動きをし始めた。

「あうあ!」



小刻みに揺れていた動きは長いストロークに変わる。
ゾワゾワとした内ヒダの感触をペニ*に刻み込むように
ユイメは腰を擦り付ける。

「ひぅ・・・や、やだ・・・」

豹変したユイメに恐怖するラギ。
あどけなさの残る面立ちの顔を歪ませて。
初めての相手でもあった、女のヒトに
今はただ貪り食われているだけの自分・・・
本当に獣に襲われた子羊のように、
女戦士から押し倒され、喘ぎ声をあげているだけだった。

「あふ、あううぅ・・・」

それでも、身長の低い少年の目前で、タプタプと揺れる
長身の大人の乳房から目が離せないでいる。
掴まれている腕を振りほどくように、右手を持ち上げ、
それを掴もうとする。
揺れ動く乳房に滑り、一度は指の平で右の乳をなでるように
外れていく。
二度目でその動きを止めた。
ユイメの身体の動きはそのままな為、何もせずとも、
乳房が何度もぐにゃぐにゃと形を変える。
手のひらの突起物を感じながら、今度は自らの意思で
その柔らかな外層と、弾力のある肉を諸共に内側へ押さえ込んだ。

「ひゃあううぅ!」

ユイメが一際甲高く鳴いた。




左手も左の乳に宛てがい、両手で乳房を揉みしだく。
「ああ・・・あうぅ・・・」
ぼやけた表情のまま女の胸を愉しむ。

「ふあああ!くふぅ!」

その腕だけの陵辱を感じながら、己の女陰で雄竿を犯すユイメ。

「ユイメ!でる!もう!」

たまらずに叫ぶ。

「くふあぁぁう・・・いっぱい・・・いっぱい・・・」

蜜をラギの下腹部へ撒き散らし、
シャーマンの女戦士は獲物を仕留めるかのごとく、
肉棒へ自身を突き立てる。
子宮口が亀頭とぶつかり合う。
クツクツという感触を熱くぬめる女のナカに感じながら、
ラギも最期の抵抗と言わんばかりに、腰を突き上げた。
ゾクリッと子宮を突き刺す雄槍。

「きゃああああぁぁぁぁ!」

けたましい悲鳴をあげ、
弓のようにのけぞるシャーマンの子宮口をこじ開けて
ラギのペニ*は白く澱んだ男の精を

ドクッ!ドクドクッドクッ!

と直に送り込む。

「ああ・・・あああ・・・」

震えながらシャーマンの女戦士は崩れ落ちた。



ラギが己の突き立てた雄槍を締め付け続ける膣から
グプリと抜き取ると、
ユイメの秘部から透明な液体がしぶきをあげて吹き出し、
少年の身体を汚した。
そして・・・
白い粘液が桃色のヒダに囲まれた小さくうす暗い穴から
ゆっくりと染み出てきて、地面にポタポタと落ちていった。

お互いを汚し合うような性交をしてしまったふたり・・・
「明日、ここを離れる・・・」
ユイメはそう告げた。
「うん・・・」
ラギはうなづくしかなかった。




ユイメと合う最後の日、
いつもよりはやく起きだしたラギはいつもの洞窟へと向かった。
その道の途中で、朝の光に美しいオレンジの髪を輝かせて
シャーマンの女戦士、ユイメが立っていた。
「やっぱり、行くんだね」
「ああ、これまで助かった。礼を言う」
言葉が続かなかった・・・
本当はふたりとも同じことを想っていたのに・・・
「ユイメ!いっしょに!」
ラギが決心して言った言葉は
「いたぞぉ!バケモノだ!」
ラギの後方からあがった男の言葉で打ち消された。
養父だった。後ろには街の連中が手に武器を携えて迫っていた。
「うわ!いやがった!」
「気持ち悪い髪の色してやがる!」
「殺せ!殺せ!」
罵声をうけてもユイメは表情ひとつ変えない。
でも、ラギのほうを見てちょっとだけ寂しそうに笑って、
森の中へ消えていった。
「違う!ちがうんだ!ユイメ!」
ラギの必死の叫びも聞こえたかわからない。
呆然とするラギの顔が殴り付けられ倒れ込む。
養父はその後いつもと同じように、ラギのわき腹を蹴り上げた。
「げほ・・・」
痛みで涙が滲む。
養父は聞き取れないほど甲高く喚いている。
どうやら、自分も「バケモノ」をかばったから
「バケモノ」の仲間だと言ってるらしかった。
それでもよかった。
ユイメと同じになれるのなら。



叩きつけられる罵声と硬い木の棒。
だけど、すぐにそれがぴたりとやんだ。
見上げるラギの瞳には
美しいシャーマンの女戦士が映っていた。
近くにいた養父をひとけりで吹き飛ばし、
ラギの腕を掴み起こした。
「逃げるぞ」
彼女はそう言って、腕を掴んだまま走り出す。
呆気にとられていた街の連中が
「殺せ!バケモノを殺せぇ!」
ユイメに蹴られて倒れた、養父の憎悪の叫びを受けて我にかえり、
たちまち、投石や弓矢と罵声がふたりに浴びせられた。
チラリと振り向いたユイメの腕がラギの肩を押した。
「うわ・・・」
倒れそうになりながら、なんとか踏ん張り直して
再び走り続けた。
「ちっ」
何かを投げ捨てて、ユイメもラギの後を追った。
「どうしたの?」
「何でも無い・・・このまま走れ!」
「う、うん・・・」


ようやく逃れたふたりは、
大きな岩場に身を隠した。
「あ、ありがとう・・・ユイメ!」
「・・・ああ、よかっ・・・く!」

ラギはその時ようやく気づく、


ユイメの様子がおかしい・・・
顔には汗が滝のように流れている。
額に手をかざす、ひどい熱だ。
一体何故。ラギは蒼白になりながら、考える。
もし、彼女が病気になったのなら、
人間と同じようにすれば治るのだろうか。
不安からユイメの顔から視線をそらした時だった。
ラギは肩の傷口が変色し腫れ上がっている事に気づいた。
毒だ!

彼女は、あの時自分をかばってこの傷を負ったに違いない。
毒まで使ってユイメを狙った街の連中。
己のせいで苦しむユイメ。

ラギは悔しさと苛立ちと悲しさで気が狂いそうになる。

「はあ・・・はあぁ・・・」
ユイメが荒い息をし始める。
(しっかりしろ!今は何ができるか考えるんだ・・・)

「少し、まってて・・・」
ラギは優しくユイメにささやく。
ユイメはうっすらと目を開け、ゆっくりと、うなづいた。
ラギはいつもの洞窟へと駆け出した。
街の奴らがいない事を願いながら・・・




ラギは洞窟にあった使えるものを抱えるだけ持って
荒い息を吐きつつ、戻ってきた。

「ら、ぎ・・・」
虚ろな瞳のユイメの声を耳元で受けながら
ラギは肩の傷口を洗い流す。
「うぐ!うあ・・・くっ・・・」
ユイメは必死に叫び声をあげぬように
唇をかんだ。

服を脱がせ、汗をふき、薄布や古い皮で彼女をくるんだ。
熱はまだ収まらない。
悶え苦しむユイメをこれ以上どうする事もできず
ラギはただ彼女を抱きしめていた。

「・・・?」
ユイメを見つめていたラギは違和感を感じた。
ユイメの姿がぼやけて見えた。
疲れのせいかと目をこする。
やはり、ユイメの姿が薄れているように見える。
「ユイメ?」
ユイメは微笑みながら、もうすぐ消えるわ・・・と言った。
「ど、どういうことだよ・・・」
ラギは彼女の人ならぬ目を見ながら、
彼女に尋ねる。
自分の考えた最悪の予想を否定しながら・・・

「シャーマンは・・・死ぬと体が、消えてなくなるの・・・私、死ぬんだ・・・」

否定していた言葉が彼女の口から聞こえてきた。



「そんな・・・」
ラギは呆然とつぶやいた、
ロウソクの灯りのように揺らぐ彼女を見ながら
「わたし、死ぬのは・・・構わない・・・
 戦士なら、いつかは自分の番が・・・来るものだもの・・・
 でもね・・・」
ユイメはラギの頬に手を触れる。
肌に触れる感触すらも薄らいだ感じがした。
「あなたに何も残せずに・・・消えるのが寂しい・・・」
「ユイメ・・・」
「だから、消えて・・・なくなってしまうその刻まで
 抱きしめていて・・・ほしい」
ユイメの異形の瞳から涙が溢れ出る。
ラギの目からも同じように涙がこぼれ落ちた。
「だめだよ・・・だめだ。ユイメ!あきらめるな!」
ユイメの涙で濡れる小さな顔を優しく手で触れながら
ラギは力強く言った。
「ユイメはここにいるよ。僕の手を感じて!
 消えたり・・・消えたりなんかするもんか!」
あふれる涙をそのままに、ラギは優しく笑った。
「ラギ・・・」
ユイメは彼の笑顔に胸を締め付けられる。
これが人を好きになるって事なんだなと思った。
シャーマンにはけして訪れることの無いはずだった気持ち。
「・・・うん」
穏やかに彼女は微笑むと瞳を閉じた。
わずかに漏れる呼吸を見取ってラギは安堵した。
薄らいでいるユイメの身体。





力を込めれば折れてしまいそうな彼女の身体を抱きしめながら
ラギは必死に目を開けていた。
目を離したら、彼女が消えてしまいそうだったから。
だけど、体中が脱力感で支配される。
走り続け逃げ惑った疲労がラギを襲う。
薄らぐ感触を繋ぎ止めるようにラギはユイメの温もりを
ユイメはラギの暖かさを感じていた。
「あったかい・・・」
ラギはユイメの体温と柔らかな感触、そして
微かに香る髪の甘いにおいに包まれて瞳を閉じてしまった・・・


「・・・ユイメ!」

ラギが目を覚ました時、
彼の腕には彼女をくるんでいた薄い布と古びた皮しか無かった。
ああ・・・
パサリと彼の腕から布地が地面におちた。
ポタポタと降り始めた雨のように
布を涙が濡らしていく。
頬に触れる感触があった。
そのままうつむいていた顔を引き上げられる。
唇をふさがれる。
呆然としたラギの顔が優しい微笑みに変わった。
それがふたりで交わした初めてのキスだった。
彼女の背に手を回す。
ふたりはお互いがそこにいることを何度も確かめ合うように
キスをした。


終わり

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