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『ヴォルドセイバー』 第○話「アスミ大ピンチ!? 女スパイにご用心」前編

作者:初代スレ558氏
備考1:ヒーロー×女戦闘員(スパイ)
備考2:悪女が大好きなヒーロー,再度登場

1.
「はい、これで大丈夫っ。ホント軽い切り傷だけでよかったです。
 アスミさん、私あなたにもしものことがあったら……ううん、そんなこと考えちゃダメですよね」
「あ、ああ……ありがとう。今度は怪我しないように頑張るよ」
俺の眼の前で辛さをこらえるように優しく微笑むのは看護員のルリである。
彼女もヴォルドセイバーの俺と同じく第七界地球からの侵略者ピラーヌ帝国と戦う地球防衛戦線、通称EGSの一員だ。
そして、俺は彼女が苦手だった。はっきりいってパートナーのレイリン以上に……

クリクリとした潤んでいるような瞳が印象的な可愛い顔立ち。誰にでも優しく、清楚。
あまり肉体のラインがみえない野暮ったい白色の看護服でも隠し切れないバツグンのスタイル。
胸もお尻もひょっとしたらピラーヌ帝国の女将軍キュレイアよりスゴイかもしれない。
EGS内で三桁にのぼる(男性の約七割とも噂される)ファンクラブの存在は脅威だ。
ついたあだ名は「白衣の天使」……を通り越して「白衣の女神」、
ちなみに女神と書いてヴィーナスと読ませるらしい……心底、勝手にやってくれって感じである。
そして、このルリという女は何故か俺をとても気にかけてくれる。
そりゃ、ヴォルドセイバーとして最前線で戦ってるわけだし、
俺が死ねば地球は大ピンチっぽいんでEGSの総力をあげてバックアップしてくれるってのもわかる……
だがなっ……ちょっとしたスリ傷だってのに骨折してる仲間を放っておいて手当てをしてくれたり、
腕を怪我したときに「口をあけてくださーい、はいアーン」とかいって食事を手伝ってくれたりってのはやり過ぎだろう。
レイリンはなんかヤキモキして突っかかってくるし、男どものメラメラと嫉妬に燃える視線は痛すぎる。
確かに普通の男なら喜ぶだろうし、ひょっとしたら俺に気があるのかも……なぁんて思っちゃうかもしれない。
しかしだ、彼女は俺にとっては好みの正反対にいるといっても過言ではない。
俺はなぁ…………悪い女が好きなのだ。
冷酷で、サディスティックで、人殺しも何とも思わないような外道。
卑怯で、人質とかとっちゃったりして、オホホホッていう高笑いっ。
あと露出度が高い衣装着てて、ムチ持っててお姉さんタイプだったら言うことなし。
そんな夢のような存在がいた……もちろんピラーヌ帝国のキュレイアのことである。
二週間前に薬物をお尻から注入されて……リミッター解除された俺は彼女を犯しまくった。
もう死んでもいいってくらい何度も絶頂に達した。
あいつ今どうしてるだろう、次の作戦でも練ってたらイイが……粛清とかされてたらヤダな。せめて左遷あたりで…………

ああ、しかし天国もあれば地獄もあるわけで。その後始末も思い出して憂鬱な気分になっちまった。
俺が人生最高のひとときを過ごしている間、完全に放置しっぱなしだったレイリンとの関係回復の顛末である。

「おまえを抱きたかった、けどそれだと二人ともあそこでこの世からオサラバだ。
 あんな悪党を抱くなんてイヤでイヤでたまらなかったがあれしか生き残る可能性はなかったんだ……」
かなり苦しいがこんな感じの説明を繰り返した。
レイリンがどれだけ魅力的かを語り、逆にキュレイアを貶めるのがポイントである。
もちろんクスリのせいにするのも重要。
心にもないことをいうのは気が進まなかったが、今まで二十数年、世間様に嗜好を隠し続けてきたのだ。
ベラベラと適当なことをいうのは得意である。そんなこんなで丸一日かかったがなんとか納得してくれた。
上への報告は「キュレイアに人質にとられたレイリンをヴォルドセイバーが救出した」ということのみ。ま、間違っちゃいないよな。

ただそれから、俺たちは完全に元通りっかつーとそうでもない。
レイリンの俺に対する態度は変わっちまった、何かと俺に突っかかってくるようになった。
仕方ないことだが少し寂しくもある。前は結構ベタベタひっついてきたからな。
まぁ、過ぎたことだし、キュレイアとのセックスを天秤にかけりゃあ、いくらでも払っていい代償だといえよう――――


「ねぇ、アスミさんっ、アスミさんったら」
気がつくと目の前でルリが心配そうにこちらをみていた。ああ、どうやら回想モードに入っちまってたみたいだ。
「どうしたんですか、急にボーッとしちゃって。目の焦点もあってなかったし……」
「いや、すまない。つい考えごとをな」
「それならいいんですけど……あ、そうだなんかお疲れのようですし、明日でも私の手料理食べにきませんか。
 すっごく精のつくスタミナ料理をごちそうしますよ。私、頑張っちゃいますから」
グッと手を顔の前で握り締めやる気をアピールしつつ俺をジッとみつめるルリ……
しっかし、どうして俺のまわりの女は世話焼きが多いんだろう。
「ああ、申し出はありがたいんだが、明日はトレーニングがあってね。また今度よろしく」
「そうですか……」
とても残念そうな声。しょげた顔が痛々しい。
うーん、すまないって気持ちはあるんだが、この子と一緒にいたらすごく気疲れしてしまうのだ。
「ごめんね、じゃあ俺これからレイリンたちとミーティングあるから」
逃げるように看護ルームを出て行く俺。

今のやり取りは間違いなく、室内にいた他の患者たちによって噂になるだろう
そして俺はファンからルリちゃんを悲しませた罪とやらで弾劾されるのだ……やれやれ、本当に気が滅入るぜ。


2.
レイリンがネチネチと苛めてくる、長くつまらないミーティングもやっと終わり、時計をみれば午前一時。本当にやってられん。
こうなりゃ寝る前にガキの頃からせっせと地道に録画・編集を繰り返し作りあげた汗と涙の結晶、
『悪の女幹部萌え&エロシーン大全』DVDでも観て一発抜いてスッキリしとくか、
などと考えつつ宿舎がある棟まで歩いていると、地下の資料室から何やら明かりが漏れていることに気付いた。
明かりの種類も蛍光灯というよりは懐中電灯のようなものみたいだ。
しかし、こんな時間にってのは珍しい。
資料室にはヴォルドセイバーに関する機密など(そういうのは金庫で厳重に保管されてるが)第一級のモノもある。
利用時間も決められてて、それは今この時では間違ってもない。

おいおいヤバイんじゃねぇか、スパイだったりしてなんて考えながら俺は気配を殺して地下への階段を降りていく。
案の定、扉が少し開いたままだったのでそろりと室内をのぞく。
「なーんだ」
俺は思わず声に出してしまう。その声に驚きビクッと身体を硬直させる女がいた。
誰だって?結構意外だったのだが、それはルリだった。
「何してんの」
「あ、あっ、アスミさん……えっと、その」
そう言いながら彼女は今物色していたはずの何かしらの資料を後ろに隠す。そして視線は右の床に。
眼で追う俺。そこには素裸の中年デブがいた。この顔は知っている情報管理局のハゲ親父だ。
どうやら寝ているらしい……それで俺は理解した。
局長であるこのハゲは職権濫用で資料室の鍵を開け、ルリにご奉仕させてたってあたりだろう。
「ああ………なるほどね。そういう関係だったわけだ。大丈夫、誰にも言わないから」
はっきりいって興味ないのです。心の底から。
「え、えっ、ああ実はそうなんです。ごめんなさい。
 グスッ、私の、私のこんな卑しい姿みせたくなかったです。特にアスミさんには……」
そんなこと言いながら、今にも泣きそうな表情をするルリ。
ちょっと、いつものナチュラルな感じがなく、演技っぽいのは気のせいだろうか。
「……心配しないでいいよ。俺のルリちゃんに対する態度は変えるつもりはないから」
口説き文句みたいだが、もちろん違う。苦手な女が継続して苦手な女のままってことだ。
「アスミさん……すみません……ありがとう」
でたぁっ、泣き笑い。これでイチコロってのはたくさんいるだろうなぁなんてあらためて思う。
「しっかし、このハゲ親父よく寝てるなぁ。もしかして死んでたりして」
ホント軽いジョークだった。けど、ルリの表情が一瞬凍りついたのだ。
「え、マジなの?」
「えっと、その……寝てるだけですよ。アスミさん何いってるんですかぁっ。もうちょっと驚いちゃいました」
テヘヘとごまかし笑いをするが、ルリさんちょっとキツイですよ。
「もしかして痴情のもつれかな?それとも、ルリちゃんひょっとしたらピラーヌ帝国のスパイだったりしてっ」
冗談半分、そしてもう半分は期待を込めて聞いてみる。
その時、ルリの天使とか女神とかを思わせる微笑みが、とっても邪悪な笑みに変わったのだ。
「クックック、さすがはアスミさん、いやヴォルドセイバー……いつから気付いていたの」
うわぁ、口調も変わったし。声もいつもみたいに清純じゃなく妖艶なんですけどっ。
ひょっとしたら、キチャイマシタカ。天は俺に味方してくれましたか。
「初めからだ。大体、情事の後にしちゃあ全然着崩れてないこと。
 それに……看護員の君が何の資料を漁る必要があるのか。
 なぜその資料を俺をみて後ろに隠そうとするのか……疑うべき点はいくつもあったよ」
嘘です、今考えてみればそうだなぁなんて思ったことを言葉にしただけです。
「ハハッ、とんだ失態だわ。帝国の侵略が始まる前から潜伏していたというのに」
そういった後、彼女はバサァッと看護服を脱ぎ捨てた…………キタヨ、キマシタ、キタァァッ!
大事なところまで見えちゃいますよってなくらいキワドイ、肩からお臍の下までVの字にカットされたボディースーツ。
当然、胸元も大胆にカットされているので、
とんでもない大きくて量感タップリの乳房の半分は露出している。
てぇかピンク色の乳首も半分みえちゃってます。下腹部に眼をやれば、超ハイレグッ。
形状からして多分、後ろはTバック。あの大きなお尻の肉ほとんどがみえちゃってるんじゃないかと予想。
「ルリッ、君は今まで俺たちを騙していたんだなっ」
「ハッ、騙される方が悪いのよ。誰もが私を疑うどころか天使だ、女神だともてはやす。おかしくてタマらなかったわ。
 しかし、お前はいくらアプローチをかけようがなびかなかった。さすがね、ヴォルドセイバー」
ああ、なんて魅力的なんだろう。
そういやこいつ、治療とかかこつけて後ろからデッカイ爆乳をフニュフニュと俺におしつけたりしてたな。
あれって、もしかして誘惑だったのか。思いっきり萎えてたんだが。
しかし、同じ人間の乳なのに、何故こんなに見え方が違うのだろう。
前まで、なんだこの妙にひっついてくるデカ乳女はって感じだったのに、今はむしゃぶりつきたくてタマラナイ。
はっきりいって、さっきから俺の息子はビンビンではちきれんばかりだ。
「騙し続けたこと……そして機密が欲しいがために安田局長を殺したこと、俺は絶対に許さんっ」
心にもないことをいう俺。何が許さないのだろう。ハゲデブが死のうが俺はいっこうに構わない。
つーかこの陰険セクハラ親父、いつか女に刺されちまうと思ってたし、実をいえばせいせいしてるんだが。
「仕方がない、こうなってはスパイ活動もおしまいね。ヴォルドセイバー、お前の首を手土産に凱旋することにするわ」
「そう、上手くいくかな」
俺は後ろ手に扉を閉める、これで防音バッチリ。こんな愉しげなひと時を邪魔されてはたまらんからな。
そのあと電気のスイッチもいれる。懐中電灯の光だけじゃエロコスのルリをジックリ観られないからな。
「ヴォルドフォンもなく、生身の人間になにができるのかしら。さぁ、いくぞっ」
どこから取り出したのかいきなり短針銃を撃つルリ、毒でも塗ってあるのだろう。ハゲデブを殺したのもコレかもしれない。
よける俺、手首や目線でどういう弾道なのかってすぐわかる。これも悪の女に会いたいがために耐えた訓練の成果だ。
「チッ」
ルリは銃を捨てると今度は肉弾戦をしかけるべく、束になった資料をばらまき目隠しにしつつ襲い掛かってくる。
すごすぎる。いや何って胸の揺れです。キュレイアも結構揺れるが、
あれは谷間をつくるためにある程度固定しているのでこれほどまでには揺れん。
もう、まさに暴れん坊のごとくブルンッブルンッと柔らかそうなオッパイが……目の保養…いや、一応毒にしとこうか。
「たぁぁっ」
気合の声とともに手刀が俺の首筋を狙って振り下ろされる。
遅いっ、カウンターとばかりに俺は拳を彼女の左乳房に軽く突き入れた。
ブニュ、柔らかい胸の感触。
「ハァンッ」
色っぽい悲鳴をあげて後退するルリ。
痛いのか手で乳房をおさえている。あれ、優しくしたつもりなんだが。やり過ぎただろうかと心配になる。
「くっ」
しかし、それも一瞬のこと、今度はこりずにパンチを仕掛けてくる。
ああ、毒がタップリつけられてそうな爪つきメリケンサックをつけてやがる。
引っ掻かれでもすればコロリと逝ってしまいそうだ。うんうん、暗器を使ってこそスパイだなぁと感心する俺。
なんなくその爪の一撃をかわし、身体をいれかえて彼女の背後にまわりこむ。
眼前にあらわれたのはTバックでは隠しようがないエロいケツ。
思い描いていた以上の美巨尻にパチーンと平手打ちをかます。
「ヒャァアンッ」
勢いあまって、ルリは壁に激突しそうになるのをかろうじて耐えている。どこからそんなエロい声出るんでしょう。
「おいおい、そんなことで俺を殺せるのか」
「くっそぉっ」振り返りつつ、必死の形相のルリ。ああ可愛い。早く犯したくてタマらん。
本当に鍛えていてよかった。実力が足りなきゃ殺されないためにも殺すっていう選択しかとれなくなる。
これくらい余裕がなければ悪の女と戯れられない。

その後もオッパイ、お尻、そしてオマンコを中心に、さりげなく撫でたり揉んだり、時には叩いたり。
ルリの豊満な肉体を戦いの渦中にもかかわらず堪能していく。あくまでも自然に、エレガントに。
「なぜだ、なぜ私の攻撃があたらないっ」
全身に汗をかきつつ叫ぶルリ。汗が玉になっている。お肌が若い証拠だ。
胸元をみればただでも露出の激しいスーツがはだけそうになっている。興奮で勃起しかけの乳首はすでに丸見えだ。
「さぁな、わざと外してくれてたんじゃないのか」
挑発する俺。顔を真っ赤にしてむかってくるルリ。エロカワイイってこういうのを指すんだろうな。
さぁて、今度は組み伏せてと、全身で彼女の香水の匂いをプンプンさせた柔らかい肉体を堪能する。
くんずほぐれつってやつだ……しかし俺も疲れてきたし、ルリも息が上がってるし……そろそろかな。
「これで、おしまいっ」
「ンンッ……アッ」
何度かのポジションの入れ換えの後、馬乗り、いわゆるマウントポジションをとる。
よし、これからが本番だ。いかにしてこの状況から彼女を生かしたまま犯るか、今までシミュレーションだけは何百回としてきた。
あらためて息を荒げ、とんでもないくらいエロい表情の彼女をみる。
ヤバイ……すぐにでも身体中をまさぐったり今にも爆発しそうな息子をオマンコ突っ込みたい衝動に駆られる。しかし、我慢だ。


詰め将棋よろしく一手、一手を慎重に。
キュレイアみたいな棚ボタではない、正真正銘、人生初となる悪の女との生死を賭けた性交渉をはじめた……


                                                                     後編につづく
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