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セーザイン外伝―女戦闘員の誤算―女戦闘員の誤算(前編)

作者:初代スレ558氏
備考1:ヒーロー×女戦闘員
備考2:悪の結社の女戦闘員が、隠れヒーローに……

ただひたすら殺されていく
……その場にいた殺戮者に対峙したすべての者は思っただろう。
数分前までは一方的に殺していたのは自分たちだったのに、どうしてこんなことにと……

レギオノス。サイボーグ技術を駆使し世界征服を企む悪の秘密結社である。
彼らは示威行動として港に近い某市街で無差別の殺人を行っていた。
手には銃や刃物、思うがままに武器をとり、トレーラーから降りた数十人の戦闘員たちは
休日の繁華街でショッピングを楽しむ無辜の人々に襲いかかったのだ。
逃げ惑う人々をまるで狩りを楽しむかのように次々と殺していく。
戦闘員の顔は愉悦に満ち、醜く歪んでいた……………

その時、セーザインがあらわれた。
改造手術後に裏切り、ただ一人レギオノスと戦いつづける男である。
戦闘用のバイオボディに変身したセーザインは圧倒的な強さを誇る。
彼と正面から戦っても、ただの戦闘員程度ではまるで勝ち目がなかった。

グギャッ
セーザインの拳が、女ばかりを狙い抱き殺していた醜悪な顔を持つ戦闘員の顔にめりこみ、
戦闘員はそのすさまじい衝撃のため十数メートルも身体ごと吹っ飛んでいく。
そのすぐ横に黒いブーツに網タイツ、
そして肉体の艶かしいラインをそのままに強調するボディスーツに身を包んだ女戦闘員がいた。
女戦闘員は震えながらも、オートマチックの拳銃を
セーザインにむけて弾倉が空になるまで撃ちつづける。
数メートルしか離れていないのに弾は当たらない、いや数発当たった。
しかしただの拳銃ではセーザインに傷一つ負わせられない。
「いやぁっいやぁっ来ないでぇっ」
さっきまで笑いながら子供だけを狙い撃ち殺していた彼女は眼に涙をいっぱいに浮かべながら叫ぶ。
至近距離まで詰め寄ったセーザイン。彼の拳が女戦闘員の腹部を貫いた。
「ぐぶぇぇぇっ」血反吐を吐きつつ倒れこむ。
これで瞬く間に八人もの戦闘員が戦闘不能に陥った。
そして、戦闘員たちの体内にある機械は致命傷だと判断すれば、
秘密保持のため、溶解液が身体中を溶かし一切の証拠を残さないように設定されている。
男も女も区別なく、グズグズになって溶けていくのである。
戦闘域から最も離れたビルとビルの谷間、路地の入り口で、
さきほどまで手にもったナイフを人に斬りつけ楽しんでいた女戦闘員が足をすくませ震えていた。
「勝てるわけない、勝てるわけないわよぉっ」
そう一人つぶやく、女戦闘員。歳は二十を過ぎたばかりか。
きつめだが、男好きのする顔立ちで美人といってよい。
ショートで茶色い髪。ボディスーツを押し上げる大きな胸、
そしてボディスーツが割れ目に食い込みむきだしになったお尻が、
統一された戦闘員のコスチュームを着込んでいても彼女を際立たせている。
同期でレギオノスに入った友人-さきほどセーザインに腹部を貫かれた女-は、
致命傷だったのだろう、可愛い顔も、小ぶりな胸も何もかもが醜く溶けて消えていく。
何度かみたが本当に嫌なものだ、ああはなりたくない、と女戦闘員は思う。
しかし、あと数分もしないうちに仲間入りだろう。セーザインはレギオノスを許さない。
ガチガチと歯まで音をならしはじめた。女戦闘員は震えはいっそう強くなる。

その時、
「こっちだ」という低い男の声とともに、
女戦闘員のナイフを持っていない方の手を掴み、路地の中に引き寄せられた。
突然のことにビクつきながらも、女戦闘員は声の方を向く。
そこにはよれよれのスーツにコートを羽織り無精ひげを生やした三十前後の男がいた。
なかなか精悍な顔立ちをしている。
「死にたくないんなら、ここは黙って俺に従いな。逃げるぜ」
女戦闘員はただ死にたくない逃げ出したいという思いに支配されていた。
状況判断もまともにできず、とにかく渡りに船と男とともに路地を通り、
ただひたすら男のいうがままに走った。

----◆----◆----◆----◆----◆----◆----

着いた先は港近くのコンテナの積まれた倉庫だった。誰もおらず、シンと静まり返っている。
数km走ったはずだが、男は全く息切れしていない。
女戦闘員は改造人間である自分自身は人工肺に取り換えているために当たり前だったが、
この男は相当に鍛えているのだろうかと、彼女は少し不審に思う。
あんな殺戮の場から、それもレギオノスと知った上で自分を連れて来たことなど謎ばかりであったが。

「もう大丈夫だ。ここは誰もいねぇよ。ちょっとした隠れアジトってところだ。」
そんな疑問をよそに、男はそういって女戦闘員に声をかける。
「まずは感謝しとくわ。ありがとう、セーザインに殺されないですんだ。」
「そりゃどういたしましてっと。俺も走ってるあんたがみれてよかったぜ。
 なんせ、ボヨンボヨンとお嬢さんの巨乳が違う生き物みてぇに揺れるんだからな」
シニカルな笑みを浮かべながら、男はわざわざ自分の手で胸のふくらみをつくり演技をしてみせる。
女戦闘員は少し顔を赤らめ、手で胸を隠す。
「ふざけんじゃないよっ。で、何が目的なの。あ、ひょっとしてレギオノスに入りたいとか」
それなら、納得できると女戦闘員は考える。
恩を売って組織に入りたいという者は少なからずいるからだ。
男はそれを聞いてあっはっはと腹を抱えながら笑う。
「笑わせないでくれ。あんな最低最悪のレギオノスに入りたいなんて思うもんかよっ」
その発言は女戦闘員の怒りをかった。
「なんて言いぐさっ。あなた、わたしと二人きりなのよ。ただの人間風情がっ!
 助けてもらったから命だけはとらないであげようと思ったけど……考え直す必要性があるみたいね。」
さっきまで死の恐怖で震えていた女が立場が逆転したとみるやこうである。
レギオノスに所属する者たちのほとんどがその大小はあれ、このようなタイプの人間であった。
しかし男はそれでも笑みを崩さない。
「わたしと二人きり……かそそるねぇ。
 目的だったな……お嬢さんと一発ヤりたいってのはどうかな。」
そう言うといやらしげな目線を彼女の胸にやる。
「くくっあははははっ、わたしとヤりたくて連れ出したってわけ。
 馬鹿だねぇ。それまでわたしたちがやってたこと忘れたのかしら。
 手当たり次第のだ・い・ぎ・ゃ・く・さ・つ よ」
女戦闘員はどんどんと本性をあらわし、
これから男に対しておこなう嗜虐の悦びからか卑しげな表情をつくる。
「知ってるさ。で、どうなんだ返事はヤらせてくれるのかい」
その言葉を軽く流し、ただセックスできるかどうかだけを問う男。
「そうねぇ。わたしの返事は……これよっ!!」
その言葉と同時に女戦闘員は手にずっと持っていたナイフを男の心臓めがけ突き出す。
男は鼻で笑ったかと思うと俊敏な動作で女戦闘員の突き出した腕を掴み、
彼女の背後にまわりながら腕をひねる。「キャァッ」痛みで声をあげる女戦闘員。
ナイフが倉庫のコンクリートの地面に落ち、かわいた音が響きわたる。
「可愛い声をあげるんだな、お嬢さん」
余裕の笑みを浮かべる男、しかし女戦闘員も同じく薄気味悪い笑みを浮かべていた。
「あなた、なんか格闘技やってるわね。けど腕をひねったくらいで勝ったつもりかしら」
そういいながら、女戦闘員はふりほどこうとひねられた腕に力をこめる。
その腕にかかる力は、改造手術により一般的な成人男性の五倍はある。
しかし……ピクリともその腕は動かなかった。
「な、なんで……まさか」
思わず口にでた言葉には焦りがみえる。
「そのまさかだよ……俺もお嬢さんと同じく改造されてるってことだ。」
「こ、この世界でサイボーグ技術を持っているのはレギオノスだけのはず……」
「そうさ、復讐だか正義の味方だか知らないがあのセーザインのように目立つ行動をおこさない、
 もっと狡猾で頭のいい、存在さえ確認されていない裏切り者もいるってことだ」
低く、どこか厭世感の漂う喋り口の男は女戦闘員にとっては驚愕の事実を淡々と話す。
「だからって、わたしを押さえつけるなんて……これでも最新の改造手術を受けてるのよっ」
女戦闘員にも誇りがあった。
造作は悪くはないが無精ひげを生やした三十男に取り押さえられる現実をまだ飲み込めていない。
「やれやれ。頭の回転の遅いお嬢さんだな。俺は戦闘員なんてケチなもんじゃない、 幹部レベルの改造手術を受けていたとは考えられないのかい」
そういいながら、男の左手は女戦闘員の豊満な胸を鷲掴みにした。
乳房が今まで以上にピッチリとスーツに押さえつけられ、乳首と乳輪がはっきりみてとれた。
「ひゃぁっ、やめろ。わたしは……」
「わたしは……なんだい。レギオノスの戦闘員様よっ、てか。」
きつく、黒いボディスーツの上から何度も何度も柔らかな乳房を揉みしだく。
「はぁあぁっ、やめて。なんでこんなっ……」
「何がやめてだ。さっきまで嬉々として罪もない人々を殺しやがってっ。
 すこし乳を揉まれたくらいで、やめろとは何様のつもりだっ。」
男は少し怒りがこみ上げてきたのか、乳房をぎゅぅぅぅっときつく揉みこむ。
「ひぎゃぁっ、痛いっ痛いっ。わかったからわかったからやめてぇぇっ」
「いい子だ。まぁいくらでも暴れてくれて構わないんだけどな。
 お嬢さん程度じゃぁ天地がひっくり返っても俺にぁあ勝てん。」
胸を揉んでいた手、そしてひねりあげていた腕からも手をはなす。
恐怖と緊張が解けたのか腰を抜かし、その場に女戦闘員はペタンとお尻から崩れ落ちる。
男は膝立ちになり、今度は両手で彼女の巨乳を後ろから揉む。
「でかくて柔らけぇ乳だ、改造してつくったもんじゃねぇ天然ものだな。いくらあるんだ」
「96の……Gよっ……んんっはぁっ……あなたの……言うとおりにするから…んあぁっ…いくつか質問に答えて。
 なんで……幹部にもなれたのに……幹部なら何でも欲しいものは手に入ったでしょっ……ふひゃぁっ」
女戦闘員のきつい顔立ちが気持ちよさに少し緩む。
「何千、何万の犠牲のもとに手に入るもんてのは何だろうな。
 世界征服だかなんだか知らないが無差別テロをくりかえす組織に嫌気がさしたのさ。
 お嬢さんは何が欲しいのか知らんが……人を殺すのに何のためらいもないのかい」
「はぁぁっ……ふん、愚民をいくら殺そうが……世界には無駄な人間が多すぎぁぁっぁあっ」
女戦闘員の言葉は最後に悲鳴へと変化した。
「質問したのは俺だけどな……あんまり怒らせないでくれ、吐き気がしてくるぜ。」
 セーザインにやっぱ潰してもらった方がいいな、レギオノスは。
 おまえらが世界にとって一番不要な連中だよ」
男はそう吐き捨てた後、
銃弾をも跳ね返す特殊な繊維でつくられたスーツの胸の部分をいとも簡単にひきちぎる。
ズデンと重量感のある乳房が、黒い乳首をともない露わになる。
きつく揉みしだかれた胸には手の形の赤い痣がくっきり浮かんでいた。
「お願い、もっと優しくしてっ。それに、それにおかしいわよっ。
 いらないんでしょレギオノスなんてのは、何でそんなところの女戦闘員とヤりたいのよ」
男は胸を揉むのを中断して、彼女の問いに答えた。
「まぁいくつかあるんだがね。一つは普通の女じゃ抱いたら壊しちまうってこと、
 改造されてからこっち、力の調整ができなくてね。下手すりゃ殺しちまう。
 その点、レギオノスの女どもは改造されてるから大丈夫だし……
 もし暴走して殺っちまったところで恨まれるどころか感謝されちまう。
 そう、何しても世間は許してくれる人類社会の害虫なのがお嬢さんたちだ。これが二つ目……」
そこで、男は再び左手を胸に、そして右手は網タイツに覆われた太股に這わせる。
「うーん、やっぱ直に乳を揉むと違うねぇ。それに若いし鍛えてるから張りがある……」
「ふわぁぁっ。ねぇ……それだけ……それだけでわざわざ戦闘地域に飛び込んで連れてきたの」
女戦闘員はまだ男の答えに満足していないようだ。
男の手は太股から、ボディスーツが割れ目に食い込んでまるだしとなったお尻へとすすませると、
お尻を抱えて力任せに浮かせ、露わになった染み一つないお尻の肉をムニュムニュと揉む。
「ケツもきれいだし柔らけぇ、お嬢さん、性根はひんまがってるがエッチな身体つきをしてるなぁ。
 ……そうそう、そして最後に三つ目。やっぱりもったいねぇってこった。
 セーザインは組織の人間だとわかれば老若男女関係なくぶち殺すが、
 ま、俺も野郎はとくにレギオノスの野郎なんていくらでも死んでくれたほうがいいがね。
 女はちがう。どんな外道な女でも抱いて愛でるってのが俺の持論だ」
「はぁぁっんんっ…」
女戦闘員は胸とお尻を弄られ、だんだんと興奮してくる自分がいた。
しかし、まだなんとか理性が残っている心の中で、
勝手きわまる男の理屈で最低だと、吐き捨てたくなる思いに駆られたが口には出さない。
セーザインの圧倒的で一方的な殺戮から逃れられたのだ。
こいつを殺して逃げもどるというのが最善の策だったが、仕方がない。
身体を許すことになっても、十分儲けものだろうと、どうにか納得させたのである。
「わかった、わかったわ。協力するからオマンコにハメてくれていいから、
 殺さないで、あとお願い優しくして。あんまり……その…経験がないの…」
処女ではなかったが、セックスをあまりしたことがないのも事実だった。
組織の女、例えばセーザインにさっき殺られた女は美少年を犯し殺すのが好きだったり、
中には同じ組織の男から肉便所とまで呼ばれている淫乱な女もいたりするが、彼女は違った。
どちらかといえば殺人癖が表にでて性的なものには興味がなかったのだ。
「ま、できるだけ抑えてやるよ」
そういうと、ずっと背後から責めていた男はクルッと体勢を変え、女戦闘員の正面にでる。
そして彼女の肩を持ち荒々しく彼女の薄紫の妖しげなルージュをひいた口唇にキスをする。
舌をいれ、口腔をまさぐる。「んんっ」女戦闘員から漏れる鼻息が男を余計に興奮させる。
そのまま、男の両手は片方を胸に、そして片方を股間に持っていく。
胸を揉みしだきながら、ボディスーツごしに股間の縦スジに指を這わせた……。

(→次話
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