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セーラームーンS 海野ぐりお×カオリナイト(後編)

作者:6‐659氏
備考1:海野ぐりお×カオリナイト
備考2:アニメ「セーラームーンS」二次創作



カオリナイトは擦り寄せていた頬を離すと彼にベッドの上に上がるよう指示し、
自らもベッドに上がると有無を言わせず彼の身体を押し倒した。

「な、なにするんですかっ、」
「フフフ、コレを鎮めなければいけないでしょう?」

そう言って自らは海野の下半身の方に身体を下がらせたカオリナイトが握ったのは彼の男性器。
それも血が通って硬くなり、大きく膨らんだままの。

「うあぁっ…! だ、ダメですよカオリナイトさんっ!」
「ダメなのは貴方の方ではなくて? ココをこんなにさせて…」

彼女は手の平で包むように握り持った肉の棒を“ぐにゅぐにゅ”と揉む。
力を抜いて優しげに、壊れ物を扱うような感じで。
すると、揉まれた事で刺激された性器が“ビクッ”と震えた。

「はうっ!」
「ほらほら、どうしたの? ダメなんでしょう?」

口ではダメだと言う海野だったが身体の方はしっかり反応している。
彼女はそんな彼の矛盾を指摘しつつ、肉棒を持つ手を上下に動かして撫でさすりながら、人差し指と中指をカリ首の裏に触れさせた。

「ひァッ! そ、そこはッ!」
「ココ? ココが良いのかしら?」

カリ首の裏を触ると更に強い反応を示したので、彼女はそこに指を立てて掻いてみた。

「うぁ…ッ! だ、ダメで…す…ッ そ、そんな…ところ…ッ 掻いちゃ…ッ」
「うふふ…、ダメだと言っているけれど…先から汁が出ているわよ?」

カリの裏側を掻けば掻くほど、肉棒は小刻みに震えて悦びを伝えている。
先から迸り始めた我慢汁がそれを如実に表していた。
海野は必死で堪えてはいたが、カオリナイトは嘲笑うかのように更なる刺激を加えるために
手で弄んでいる性器に唇を近付けキスをするように触れさせた。

「はわぁ!」

新たに加わった別の感触に女を知らない性器は敏感に反応して、先走りの汁を出しながらびくんと震えた。
それはまるで彼女からのキスをもっともっとと催促しているかのようだ。

「フフ…、ホントにいけないコ」

海野の性器に口付けをしながら下を向いたカオリナイトの肩から長い髪が垂れ落ちる。
彼の股間や性器に触れた髪に先走りの汁が付着してしまったが、彼女はそれを気にすることなく垂れ落ちた髪を右手で掻き上げ耳の後ろ辺りで軽く抑えると、
何かに飢えているような感じで硬くなっている性器を見て舌を差しだし、ぺろりと舐めた。

「ひゃふっ!」

舌先で裏筋をなぞり竿の部分に口付けを繰り返しながら、コレもまた自分だけのもの……そう所有権をハッキリさせる為、
亀頭から竿、陰嚢に到るまで、キャンデーを舐めるようにぺろぺろと性器を舐めて唾液を付け、肉棒全体をマーキングしていく。
性器は時折震えて“ぴゅっ ぴゅっ”と汁を飛ばしては彼女の鼻や頬に掛け、その美貌を汚す。

「ひゃあ…あっ…ッ」

ぴちゃぴちゃという濡れた水音がいやらしく響き、舌を這わされている事で感じる感触に海野の口から悦びの声が上がる。
彼女はその声を肴にして彼の反応を楽しみながら、自分の舌や唇の感触を求める肉棒を暫くの間愛撫した後ゆっくり顔を離し、顔に付着した汁を手で拭って舐め取った。




「ごらんなさい」

視線を向ける彼に自分の手や顔に着いた汁を見せるカオリナイト。
彼女はそれを見せながら妖しく微笑む。

「これで、どの口がダメだと言うのかしらね?」
「そッ、それはそうですがッ…、こんな事されたら誰でも…ッ、」
「あら、今度は開き直るつもり? みっともなくてよ? そんないけないコにはもっとお仕置きが必要のようね」

彼女はそう言って大きく口を開けて彼の性器を咥え、口の中に含んだ。
そっちがその気ならば更なる刺激を与えてやるだけだと。

「うあぁ…ぁッ」

性器を咥えられた海野は余りの気持ち良さと衝撃に上半身だけ飛び起こさせると、
自分の股間に顔を埋めて、肉棒に歯を立てないよう注意しながら舌を這わせてしゃぶっている美女の頭に両手を置いた。

「そ、そ、そんな…ところっ、舐めたら、き、汚いれふよっ…、」

余りの気持ち良さに呂律が回らない彼だが、そんな事を言いながらもカオリナイトの頭を除けようとはしない。
身体の方は正直に彼女にしゃぶられる事を良しとし、受け入れているのだ。
仮に恥ずかしさからはね除けようとする意志が勝ったとしても、彼女がそれを許さないだろう。
逆に恥ずかしさなど気にならない程の快楽を与えられるだけだ。
そんな彼に対し、カオリナイトは髪を抑えていた手を離して自分の頭に置かれた彼の手を掴むと、耳の後ろに添えさせた。
その意味が分かった海野は襲い来る刺激を堪えながら、彼女の耳の後ろから両手で髪をすくい上げると、行為の邪魔にならないように束ね持った。
(僕はっ、僕は何をしているんだぁ~! こ、こんな…、こんないけない事をされているっていうのにっ…っ、)
彼女の行為の手伝いをしている自分が良く分からないと彼は心の中で思い悩む。
快楽を受け入れようとする身体に対し思考の方が着いていかないのだ。
それでも、この行為を喜ぶ自分が居るのもまた確かな事であった。
矛盾する思考と行動が徐々に傾いてきている。無論、行動の方に。
だからこそ彼には拒否できない。正確に言えば拒否したくない。






(その調子よ……私の全てを受け入れてしまいなさい…)
海野の行動と言動の不一致を見て取ったカオリナイトは、開いた両手で性器の根元を握ると、首の前後運動を加速させて一気に仕上げに入り、
先ほど手で触っていたときに強く反応していたカリ首の裏側に舌を這わせ、重点的に扱いていく。

ぢゅぽ ぢゅぽ
「はッ…くうううッ……だ、ダメです…ッ、そこは……ッ」
「ダメだと、んぢゅ…ッ…言う…なら…ぢゅぽッ……少しは…ぢゅッ…我慢してみなさい…」

彼女は海野が我慢出来ない事を分かった上で、性器をしゃぶりながら勝ち誇ったように挑発し、
根元を掴む右手はそのままに、左手で陰嚢を掴むと優しげな手付きで揉みし抱いた。

「ふあ゛ッ……ふあ゛あ゛ッ…ッ」

陰嚢を揉まれ、性器をしゃぶり続けられる海野の口から気持ち良さげな、それでいて苦しそうな呻きが漏れる。
(過ぎた快楽は時に苦しさも与える物。それを回避するには我慢などせずに受け入れてしまえばいい…)
彼女は心の中でそう呟くと、その暴虐的とも言える扱きで海野を瞬く間に高みへと駆け上らせていく。

「ん゛っ、んぢゅッ、ん゛ん゛ッ、んぶッ、んんっ、ぢゅッ、ぢゅるッ、」
「ふうッ…ふああッ…ッ、き、気持ち良すぎです…ッ、出ますッ…、出てしまいますッ…ッッ…」

じゅぽじゅぽと鳴る淫らな音。その音を立てながら彼の性器をしゃぶり続けるカオリナイトは、
出て来るだろう精液を飲むために性器を咥えたまま口をすぼめ、ズズーっ、と強く吸い上げた。

「で、出るっっ!」
ドクっ びゅくびゅくっ
「ん゛ん゛――ッッ…!」

遂に限界を迎えた肉の棒から熱く滾った精液が吹き出し、カオリナイトの口内に吐き出された。
(んん゛っ、意外と濃いわね)
熱い白濁が喉の奥に絡み付き、彼女は思わず咽せて吐き出しそうになってしまう。
吐き出すのは簡単だがそれを勿体ないと感じた彼女は、その粘つく液をなんとか飲み込もうと無理矢理喉の奥へと流し込む。

「んっ! んくっ、んくっ」

喉を鳴らせてゴクゴク飲んでいく彼女が取りこぼしのないよう吸い上げると、
性器が小さく痙攣して“びゅっ びゅっ”っと数回繰り返し、液の残りを出してくる。
絡まるネバネバは唾と一緒に飲み込む事で、なんとか奥に流し込むことができた。

「はぁぁぁぁ~……、」

その間、カオリナイトの髪を抑えていた海野は溜息でも付くようにして息を吐き出しながら、
自分の性器を咥えたまま、自分が出した精液を飲む彼女の顔をボーッと見ていた。
彼女のような美女に性器をしゃぶってもらった上、剰え精液まで飲ませているというのに、
射精による放心状態のせいで心ここにあらずといった様子だ。





「んっ……、」

口に出された精液を飲み干したカオリナイトは咥えていた性器を離すと、顔を上げて放心している海野に声を掛けた。

「うふふ、貴方の熱い精液……美味しく頂かせてもらったわ」
「はっ!? ぼ、僕はっ、僕は何てことをぉぉぉ~~っ!」

話し掛けられた事で正気に戻った海野は抑えていた彼女の髪を離すと、自分がしてしまった口内射精に罪悪感を感じて頭を抱えた。
あれは人に飲ませるような物じゃない! よりによって大切な人の口の中に出してしまうなんて~っ!と、彼女に対して平謝りを始める始末だ。
尤も、口に出させる為にしゃぶっていた訳だから、カオリナイトにしてみれば謝られる筋合いは無い。
だが、そんな彼を見て(これは利用できる…)そう考えた彼女は、ペコペコ頭を下げ続ける彼の右手を取り、目を見つめながら話し掛けた。

「本当に申し訳ないと思っているのね?」
「は、はい…、勿論です…、」
「だったら…」

そう言って泣いてしまいそうな顔で謝る彼の手を自身の身体に近付けた彼女は、
V字カットになっている服の胸元に滑り込ませ、自分の左胸に触れさせた。

「ななッ、なにをしてるんですか~~ッ!?」

手に当たる柔らかくて温かいモノを感じた彼は、何度目になるか分からない大声を上げた。
(き、気持ちいい…柔らかい…、い、いやダメだ! ダメだダメだダメだっ!!)
感じる感触は気持ち良く、ずっと触っていたいという気にさせられるのだが、彼はその邪な思いを必死に誤魔化す。

「私の言うとおりになさい。拒否は許さないわ」
「いい、いえ、しかしっ! しかしですねっ…!ッお…おっぱいがっ…ッ! カオリナイトさんのおっぱいが僕の手にッ…!」
「そうよ、私の身体を触って私を気持ち良くさせなさい。私が貴方にしてあげたように……」

海野がされた事と同じというのは言うまでもなく性的な行為に他ならない。
カオリナイトが言うのは実に単純明快だ。自分がしてあげたのだから自分にも同じ事をしろ。
悪いと思っているなら出来るはずであるし拒否もさせない。
天秤が傾いているとはいっても自分からは積極的にならないだろう彼に、せざるを得ないようにしてやろうと考えた彼女はそこにつけ込んだ。

「あ…あのですね、別の形でという訳には…?」

自分が掴んでいるカオリナイトの柔らかくて温かい大きな胸の感触を手の平に感じながら、もっと触っていたいと思うも一方で否定し、
心の中で葛藤している海野は、口ではやんわりと拒否する。といって、彼女が引き下がったら引き下がったで後悔するのだろう。
だが、幸か不幸か彼女の方は逃がすつもりはない。

「言ったはずよ? 拒否は許さないって… さあ海野、私の胸を揉みなさい」

ゴクリと唾を飲み込んだ海野に、カオリナイトはうまくいったと唇の端を歪めて妖艶に笑う。






自分で言った事を利用されたとはいえ逃げ場を失った海野は、心の何処かで安心しつつ、手に感じる大きな丸い物に少し力を入れてみた。

「んッ…!」

乳房に食い込む指の感触に小さな声を上げるカオリナイト。

「わ、わああッ! ゴッ、ゴメンナサイッ…!」
「一々謝らなくてもいいわ」

胸を揉まれた感触に少し声を上げただけで謝られていては切りがないと思った彼女は、少し語気を強くして海野を叱りつける。

「す…、すみません…、」
「いいから手を動かしなさい」
「は、はい…、」

海野は彼女の言葉に再び止めた手を動かし、乳房を揉んでいく。

「んっ…ふうっ……」
「と、とっても、大きくて柔らかいんですね…、」
「ん…、胸は…柔らかい物よ…?」

女性の胸を触るのは初めてだという彼に、彼女は遠慮なく触っていいと言いながら
彼の開いている左手も掴んで胸元に滑り込ませると、右の膨らみに触れさせた。

「外側に円を描くように回しながら揉みなさい…」
「はいっ……、」

海野は言われた通り両方の手を外側に丸を描くように回す。
すると大きな胸がつきたての餅のように“ぐにゅんぐにゅん”と形を変えていく。

「こ、こうですか…?」
「はあ…ぁぁ……そう、そんな感じで……強くしたり…弱くしたり……」

彼女が指示すると、彼は指の動きを少しずつ変えながらマッサージするような手付きで胸を揉みし抱いた。
緊張からだと思われる手の震えも丁度良い刺激となって伝わり、彼女を感じさせる物となっている。
(拙い指の動きだけど……それがまたいいわ…)

「ああ…、いいわぁ…」
「そ、そうですか?」

胸に置かれた手の温もりと、緩急付けて揉み始めた事で与えられる心地良さに、カオリナイトは恍惚とした表情を浮かべながら頬を赤らめた。
与えられる刺激に彼女の双丘の頂点にある突起が、ぷっくりと立ち上がり悦びを伝える。
(はぁぁ…、もう…、ダメだわ……)
胸を揉まれたぐらいでイク訳ではない物の、身体の方が疼いて仕方がない。
その疼きに堪えかねた彼女は服の前を開いて、大切な処をさらけ出し、彼に見せつける。





「ノ、ノーパン!?」

ブラは疎か下着さえも履いていない彼女に、慌てふためく海野。
普通は身に着けているはずのそれらを、彼女は身に着けていないのだ。
彼からすれば驚愕に値するそれも、彼女に取ってはどうでも良いことなので、恥ずかしげな素振りも見せていない。

「ほら…、今度はココを触るのよ…、」
「ココって…! こ、こここッ、股間をですか!?」

服の前が開かれ、ミニのスカートの奥に隠されていた、カオリナイトの丸見えになった秘所。
胸を揉まれて感じていた彼女の割れ目には、今にも溢れそうなくらいの愛液が溜まっていた。
彼女は胸を揉んでいる海野の右手を取り、自らの股間に触れさせる。

くちゃ
「あっ…、」
「うわ…っ ぬ、濡れてる…」

割れ目の真ん中に触れた指に愛液が吸い付き、つつーっと伝い落ちていく。

「はぁ、はぁ、ココに…穴が……あるでしょう?」
「は、はい、あります…、」
「ココに…人差し指と……中指を……挿れなさい……、」

海野はカオリナイトの言うとおりにして、割れ目に開いている穴に二本の指を挿れてみた。

「はぁ…あっ…」
「い、挿れました、」
「んっ…第二関節まで挿れて……挿れたら……周りの肉を擦りなさい…」
「は、はい、」

彼女の指示通りに指の第二関節まで挿れた海野は、早速膣の中を擦り始める。

「んっ…そう……上手よ…」

膣壁を震えながら撫でられる指の感触は振動となって奥まで響いて、愛液を分泌させる呼び水となり、
膣内が液で満たされる事で、更に滑りの良くなった指が快楽を誘う。

「はっ…、うぅ…っ、奥に響いてくるわ…、」

指の動きその物は先ほど胸を揉ませていた時と同じく実に拙い物だ。だが、それが意外に良いとも感じる。
でなければ、こうして気持ち良くはならないだろう。それとも愛しているからこそ心地良いのか?
拙い愛撫に感じ続ける彼女はふとそんな事を考え、その良い感触を自分に与え続ける彼の股間に目を向けた。





「また……勃起しているわ…ね……」

そこは再び硬くそそり立っていた。よく見れば竿の部分に血管が浮きあがり、ぴくぴく震えているのが分かる。
射精し、萎えていた彼の性器はカオリナイトの胸や股間を触っている内に、すっかり元気を取り戻していたのだ。

「えっ!? い、いやこれはっ!? はうっ!」

カオリナイトはそれを指摘しながら、硬直した彼の肉棒に手を伸ばして下からすくい上げるようになぞる。
触れられる事を望んでいただろう肉の棒は、彼女の手の中で嬉しそうに震えた。

「はうあぁ…ッッ」
「もう、こんなに硬くして……、そんなに私が恋しいの…?」

彼女は可愛がるように肉棒を撫でながら、彼の反応を楽しむ。

「こ、恋しいですけど…ッッ……意味がッ……違いますよッッ…ッ」
「そう? でも…ココはこォ~んなに私を求めているわ……」

そう言って海野の手を掴んだ彼女は膣に挿れさせている指を抜かせ、自身の愛液が付いた指を彼の口に入れ舐めさせる。

「ほら分かる…? これが私の味よ……貴方のココはこの味を欲しがっているのよ…」
「か、カオリナイトさんの味……」
「そうよ…」

彼女は中途半端に前だけ開いていた服を脱ぎ、海野と同じく全裸になると、
彼の両肩を押さえて、そっとベッドに押し倒し口付けをした。

「ん…、」

更に触れ合わせただけの短い口付けをして、そのまま首筋にも数回口付ける。

「ちゅ、」
「んあ…ァ…ぅっ、」

そして最後に胸板を舐めてから、自分の腰を彼の腰の位置に合せた。

「だというのに違うなどと言って否定するなんて……悪いコね」





「ぼ、僕は…、そんな…悪いことは言ってな…、ああ…ッ!」

カオリナイトは腰を近付けていきり立つ肉の棒を、自身の秘裂に触れさせぐりぐりと数回擦らせて、
亀頭に竿に、満遍なく愛液を塗り込む。

「ふァ…ぁぁ…ッ」

硬くなった性器は割れ目に挟まれるようにして擦られ塗られ、びくびく痙攣した。

「そんな悪いコは無理矢理にでも犯して……身体に分からせてあげるわ……」

彼女の言葉に何をされるのか分かったが、最早抵抗は許されないし、してはいけないと理解した海野はその瞬間を待つ。
尤も、言葉通り無理矢理犯すつもりのカオリナイトに、例え彼が暴れたところで意味は無いのだが……。何より自力の力が違いすぎる。
カオリナイトは愛液のしたたり落ちる割れ目に期待に膨らみきり、そそり立った性器を添えると――

“じゅぶううッ”
「ひぐぅッ!」
「うああッッ!」

勢いよく腰を落として性器を飲み込み、彼の身体の上に馬乗りになった。

「はァ…あ……あんっ……す、凄いわ…奥まで届いて……」
「うっ…くぅぅ……」

膣に飲み込まれた性器は最奥まで到達しており、子宮口に当たる亀頭の感触を感じたカオリナイトは歓喜の声を上げる。

「ほら…分かるでしょう? 私の中に入れた海野の性器が……喜んでいるのが…」
「う、うう…っ……(カオリナイトさんの中……なんて温かいんだろう……)」

あまりの気持ち良さに挿れられただけでイキそうになった海野は、歯を食いしばって必死に堪えている。
初めて女性の中に入った彼には少々過激すぎる刺激だ。

「うふふ…もうイキそうなのかしら?」
「ぼ、ぼく…はじめ…て……っ、」
「そう…、だったら童貞を卒業できて良かったわねぇ…、」

震える声で言葉少なに言う彼に、祝辞を述べるカオリナイトの声は若干弾んでいる。
彼が童貞などというのは、今までの反応を見ていれば容易に分かる事であったが、やはりハッキリと言葉にして言われる方がいい。
彼女も一人の女として、愛する男の初めてが自分であるというのが嬉しいのだ。







(けれど……長くは持ちそうにないわね)
子宮口に触れた亀頭の先から伝わる感じから、力を入れて堪えている彼が僅かでも緩めれば射精へと繋がるだろうと分かった彼女は、
今日の所は身体を一つに重ね、性交ができた事だけで良しとし、腰を上下に動かし始めた。

“ぬぷっ じゅぷっ”
「あっ……あ…っ……あはァっ…」
「ふっ…! うううっ…!」

経験の差か、女のカオリナイトよりも、男である海野の方が明らかに大きな声で喘いでいる。
無論、それは彼が男としての至上の悦びを得ているからに他ならない。
愛する女性の中に男性器を挿入して一つになるのは、男として生まれた者の尤も幸せな瞬間の一つだ。

「ふふ…どう? 初めての…、んっ、性体験…は…?」
「ひ、ひもちっ、よふぎてっ、よふ…わかりまふぇ…っ、」

カオリナイトは童貞の……いや、童貞を失ったばかりの彼が自分からするのは無理だろうと考えて、自らが腰を振り、性器を抜き差ししている。
カリ首まで抜いては根元まで挿れる、それを繰り返すたびに肉棒を銜え込む彼女の膣から愛液が押し出され、二人の股間を濡らしていく。

“じゅっぽ じゅっぽ”
「あんっ! 先から少し出ているわぁ…っ、」
「うぐっ、ひああっ…っ、」

本当に単調な動きの捻りのない性交だが、それでも彼に取っては必死で堪えなければならないくらいの快楽となっている。
それが分かっているからこそ彼女は自身の快楽よりも、彼を優先させるつもりでいた。
それに相性が良いのか不思議と物足りないというのはなく、一応の満足は得られそうだ。

「んっ…あっ… ふふっ…そんなにっ…気持ちが良いの…?」
「いい、いいれふっ、」
「はぁ…ン…っ…… だったら…我慢しなくて……良いのよ…?」

我慢せずに出せばいい。カオリナイトがいくらそう言っても海野は中々出さない。
僅かにある男の矜持がそうさせているのか? それとも、生まれて初めてのセックスをこんなに早く終わらせたくないからなのか?
それは分からない。唯、明らかに無理をしているだろう彼に、これ以上我慢させるつもりはない。
カオリナイトは右手を海野の首の後ろに、左手を背中に回して、我慢する彼の身体を抱き締めると、彼の耳元に口を寄せ“かぷり”と噛んだ。

「ひぐッ! ら、らめれふッ、」
「んっ…我慢しないで……出しなさい…っ……」

彼女は囁くように呟きながら何度も耳を噛んで、密着したまま彼の胸板に自身の豊満な胸を擦り付ける。
肩から流れ落ちる長い髪は彼の頬や身体を撫で、落し続ける腰は性器を飲み込んで尚彼の股間にぐっと押し付けた。
頬を舐め、口付けをしながら更に腰の動きを速めて抜き差しし、彼を攻め立てていく。

“ずぽっ じゅぷっ ずぶっ”
「ひゃ、ひはあっ、カオリっ…ナイトさ…っ……ぼく…も、もう…っ…らめ……らめれふっ…っっ」

全身を使って性感を刺激するカオリナイトに、海野はとうとう音を上げた。







「やっとね……童貞のくせに我慢しすぎよ…っ、まあいい…わ……っ」

せっかく早くイかせて、気持ち良くさせてあげようとしていたのに無駄に粘り続けた海野に対し、
少し不満を漏らしたカオリナイトは、腰を落としきって性器を奥まで銜え込んだ。

“ずぶぅぅぅっ”
「あっ…、あぅぅぅ…っ…っ、さ…さあ…、出しなさい……ここが……出す所よ…、」

そうして銜え込んだ性器に子宮口を押し付け吸い付かせた彼女は、海野に射精を促した。

「うッ…くぅぅッ!」
“ドクンッ”

全てのお膳立てを整えてくれたカオリナイトに、海野は我慢に我慢を重ねて堪えていたモノを漸く解放した。
ここに出す。ここが自分の出すところ。そう思えば思うほど、彼の身体の奥からは止め処なく熱いモノが沸き上がり、
子宮と地続きになった噴火口から、白いマグマを吹き出させる。

“ドプゥッ ぶびゅッ びゅくびゅく――”
「ああ……入ってくるわ……熱い…精子が……」
「ううっ、ううう~っ、」
“どびゅっ びゅるびゅる…”
「あっ…んんっ…ど、どう…? 中に出すのは……気持ちいいでしょう…?」
「ひゃ、ひゃい…、ひゅごく…いいれふ…っ、」

そうやって子宮の入り口に吸い付いた性器の先から迸る白く濁った精液が、カオリナイトの子宮内を瞬く間に満たしていく。

「熱い…、こんなにたくさんの精子……まだ…出るの…?」
「も、もう…終わりそう…れふ…っ…っっ、」
「溜めすぎ…ね……、フフ…、でもこれからは……、溜まる前にしぼりとってあげるから……安心なさい」

子宮の中に出され続ける海野の熱い精子。それを受け取るカオリナイトは胎内の熱さを感じながら、
自分が抱き締めている彼の背中を優しく撫で、「よく頑張ったわね」と、労いの言葉を掛ける。
彼女自身はまだ達してはいなかったが、これ以上抱き続けると彼の体力が保たないだろうと思い、名残惜しくはあったが今はこれで終わる事にした。

「い…、いえ……、そんな……、」

そんなカオリナイトの腕に抱かれたままの海野は息も絶え絶えに返事をすると、自分を抱いて男にしてくれた彼女の紅色の長い髪を誤魔化すように撫でる。
彼の想像していた男女交際とは違う形にはなったが、こうして彼女に抱かれて良かったとも思い、逆に性の悦びと快楽を教えてくれた事に感謝するのだった。







数日後――。


「ほら、ここ間違っているわ」
「あっ、ほ、ホントですね」

カオリナイトは海野に勉強を教えていた。この間返ってきたテストの点数が悪かったと聞いた彼女は、彼の家庭教師を買って出たのだ。
天才的頭脳を持つ教授の助手をしていた彼女は、強いだけではなく頭も良い。そのため家庭教師としても申し分はない。
彼の家族も息子の成績が悪くなりそうな所に、彼女から持ちかけられたので二つ返事で了承した。それも無料でとなると尚更だ。
一応、海野は両親にカオリナイトと恋人である事は話しているが、無料で家庭教師まで引き受けてくれるというのもあり、好印象を与える事にも成功している。

「さ、これが終わったら夜のお勉強の時間でしてよ?」
「よ、夜の……ですか?」

そして、彼女はもう一つの勉強も教えている。



それは――――




あっ…あ…っ…っっ!!




夜遅くまで行われる、甘く心地良い、男と女のお勉強……

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