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怪人の悲哀

作者:アナル四万石氏
備考:怪人(同僚)×女怪人
備考:セクハラ

悪の結社、『プッチンプティングを敢えてプッチンさせずに食す会』に
入社して、早や三月を過ごした松下香苗は、大学を卒業したばかりの
二十二歳になる新人怪人。某モジモジ君のように全身をタイツ姿に決
め、今日も市井の皆さんを啓蒙しようと活躍中の身である。
「プッチン(略)で~す!皆さん、カラメル部分は最後のお楽しみに
取っておきましょ~う」
香苗は毎朝最寄の駅に立ち、政治の真似事のようにビラを配ること
が日課となっていた。他人からは悪の女と揶揄され、忌諱されている
彼女ではあったが、履歴書には料理が得意です、などと書く、意外に
家庭的な面を持つ女性だったりする。が、それはさて置く。
「はあ・・・誰もビラを受け取ってくれないや」
通り行く人々は、誰も彼女に関心など持たず、知らん顔。早苗は手に
したビラを持ち、うなだれた。
「道を誤ったかしら」
不況の今、女子学生を採用する会社は少ない。それゆえ、早苗はこの
結社を就職先に選んだのである。コネも無く、地方から出てきた彼女は
都会の冷たさを肌で感じ、故郷を思う。
「田舎に帰りたいなあ・・・」
駅の時刻表を見て、そんな事を考える早苗。優しいふるさとの人々の
顔が浮かんでは消え、望郷の念を厚くさせてため息ばかりを誘うのだ。
戦闘やその他の事を思いっきり割愛して、舞台は夜へ。早苗は結社の
宿舎に戻り、他の怪人たちの夕食を準備している。新人怪人なので、
家事全般は早苗の仕事なのだ。
「うん、いいお味。えへへ、あたし、料理だけは一人前ね」
郷里で学んだ料理が、宿舎内に良い香りを漂わせ、温かみを見せている。
キッチンと繋がった食堂では、茶碗を箸でチンチンと鳴らす、無作法な同僚
たちが待ちかねていた。
「ねえ~、まだあ?早苗ちゃん」
「俺、もうお腹ペコペコだよ!」
「は~い。もうちょっと、待ってね・・・」
まるで寮母の如く、早苗は料理をやんちゃ盛りの怪人たちに振舞う。そんな
光景を思い浮かべ、バカバカしい!と思う諸兄もおありでしょうが、前ふりと
思ってこらえて頂きたい。

結社の宿舎に夜の帳が下りると、早苗は気忙しくなる。怪人は、先輩、新人
合わせて十人ほどが、肩を寄せ合って生活していた。入浴時間なども取り
決められ、まるで大学寮の如し。
「早苗、石鹸が切れてるぞ!」
「はあい、ただいま!」
今の時間は先輩怪人が入浴中ゆえ、早苗はショートパンツにTシャツ姿で、
浴室を駆け回っていた。
「背中流してくれ、早苗」
「早苗、お湯がぬるい。追い炊きしてくれ」
先輩怪人たちは早苗をあごで使い、まるで王様気分。だから、おふざけも
出るというものでして・・・
「今、行きます!」
命令を果たそうと、浴室内を横切る早苗の肉感的な桃尻。それが
波打ったとき、不意に先輩怪人の一人が意地悪く手を出した。
「キャッ!」
むっちりとしたショートパンツの尻の割れ目。そこへ、誰かの指が
縫い目に沿ってなぞられた。早苗はそれと気付き、慌ててヒップをケロリン洗面器で覆い隠す。
「いいケツしてるな」
「もう!いたずらは、やめてください!」
顔を真っ赤にし、尻をなぞった怪人を睨む早苗。実は、結社ではこのようなセクハラが公然と行われている。だが、立場が立場ゆえ、労働
基準局にも申し立てが出来ず、早苗はただこらえるしかない。すると
今度は、別の怪人が早苗の肩を後ろから抱き、
「お前も一緒に入るか?うん?」
と、にやにやと頬を歪め、麗しい新人怪人を追い詰めていった。

「冗談は・・およしになって下さい・・・」
先輩怪人の手が滑り降り、豊かな早苗の乳房を揉んでいる。その
扱いがいかにも手馴れており、彼女の対するセクハラが頻繁に
行われている事を、物語っていた。
「冗談だと思うか?へへへ」
そう言う怪人の手が、ボリューム満点の乳房を舌から持ち上げては、
指先で乳首を啄ばんでいる。哀れ、早苗は敏感な苺蕾をクリクリと
つねられ、ひっと悲鳴を漏らしていた。
「ああ・・・許して下さい・・あ、あたし・・ち、乳首が・・敏感なんです・・」
アンプのボリュームを絞るように、乳首を弄ばれる早苗。あごを引き、
身を竦めつつ、悪戯な指使いに耐える姿が艶かしい。
「勃ってやがるぜ、乳首が」
もはや、Tシャツの上からでもはっきりと分かるほど、早苗の乳首は
硬く尖っていた。はあッとため息を漏らし、淫猥に乳首をしごかれる
様子が何ともたまらなく、浴室内に居る怪人たちを奮い立たせる。
「ああん・・・い、いやッ・・・」
間断なく続けられる乳首苛めにこらえきれず、早苗は腰をくねらせて
いた。何時の間にか、ショートパンツと太ももの間に出来た隙間から
は、別の怪人の手が侵入してもいる。
「剥いちまおうぜ」
誰かがそう言うと、この場にいる五人の怪人たちが一斉に早苗へと
むしゃぶりついた。ある者はTシャツを剥ぎ、またある者はむっちりと
した肉尻を包むショートパンツを毟り取り、ここが風呂場であるのを
いい事に、剥き出しの男根を早苗に向かって突きつける。
「やめてェッ!」
温んだ浴室の床へ押し付けられ、早苗は叫ぶ。ブラジャーとパンティ
を荒々しく奪われた時、早苗は泣いた。しかし、泣いてどうなる訳でも
ない。
「でかいクリちゃんだな。嬲り甲斐があるぜ」
怪人が少しおおぶりな早苗のクリトリスを指で啄ばみ、嘲笑った。
元々、半剥けで感じやすい早苗のクリトリスは、いとも容易く男たち
の手に落ちてしまう。
「ひいッ!イヤーッ・・・」
女の急所を誰かの指がしごき始めると、早苗はもうたまらない。いや
いやと頭を振って、腰を捻っても多数の男に戒められているため、この
暴力からは逃れられそうにはなかった。
「濡れてきたぜ、反応が早いな」
女肉を分け、怪人の指が秘穴をまさぐっている。人差し指と中指をそれ
ぞれ蠢かせ、女の恥ずかしい場所を割いていたのだ。
「アアン・・・アンッ・・・ひんッ・・」
喘ぎと嘆きが一体となり、早苗を泣かせていく。彼女とて無垢ではない。
しかし、異性経験を済ませてはいるとはいえ、このような辱めに遭う道理
など、あっていい筈がない。
「まずは、指でイキな」
蜜をしたたらせる女壷を指で苛んでいる男が、早苗をいかがわしい快楽
に堕とそうと、淫らがましい指の抽送を開始した。それも、九浅一深を
心がけた悩ましい動きで・・・
「アーンッ・・・ダ、ダメェッ!」
衆人環視の元で、絶頂を強要される・・・女として、これほどの辱めが
あろうかと早苗はうなだれる。だが、その時、腰骨をじいんと暖かな疼き
が通り抜け、女肉は怪人の指を無意識に締め付けていた。
夜が深まった頃、憔悴した早苗は割り当てられた宿舎の部屋へ
戻っていた。女性とは言え、新人怪人に個室など与えられず、他の
新人怪人と相部屋である。
「・・・・・」
全身から、石鹸の香りが立ち上っている早苗の目はうつろだった。
ついさっきまで、思い出すのも忌まわしい輪姦劇の主役を張って
いた彼女に、口を開く元気などある訳がない。そして、その悲劇を
知る仲間の新人怪人たちが、口早に早苗を気遣った。
「早苗ちゃん、大丈夫?」
「今日も悪さをされたの?ちっくしょう・・・あいつら!」
六畳の部屋に、新人怪人が早苗を含め五人生活している。無論、
早苗以外は全員が男だ。しかし、仲間ゆえに早苗を慕いこそすれ、
先輩たちのように、暴力に訴える事はしない。
「心配してくれて・・・ありがとう。着替えるから、みんな、あっち向いて」
浴室で陵辱された早苗は、全身がずぶ濡れであった。下着は奪われ、
Tシャツだけで、部屋まで戻って来ている。そのシャツも濡れ透けて、
乳房や乳首は言うに及ばず、恥毛すら隠してはくれていなかった。
「うん。みんな、むこう向けよ」
早苗を除いた新人怪人四人は、くるりと背を向け激しい陵辱にあった
仲間の着替えを待つ。時折、聞こえてくる衣擦れの音が、怪人たちの
心を揺さぶったが、意外にも彼らは紳士で、早苗の着替えを盗み見よ
うとする者はいなかった。
「みんな、もう、こっちを見てもいいわよ」
早苗が言うと、新人怪人たちは一斉に彼女を見る。見て、驚愕した。
「さ、早苗ちゃん!」
怪人たちが色めき立つ。何故ならば、着替えたとばかり思っていた
早苗の女体には、見るも恥ずかしい淫らな下着──具体的に言うと、
胸元にはカップの無い、紐の如きブラジャー。そして、下半身は淑女の
嗜みと言われている(異論もありましょうが)ガーターベルトとストッキング
だけ。それらを黒で統一させ、熟した女体を彩り、艶かしい色香を放って
いたのだ。
「先輩たちのお下がりで・・・嫌じゃなかったら・・・いいよ・・好きにして」
六畳間に敷かれたせんべい布団の上で、早苗は恥らった。うつむき加減
の仕草が可愛い。
「早苗ちゃん・・・俺たち、そんなつもりじゃ」
怪人たちは早苗の前で正座した。この辺も、何か大学寮のノリ。
「あたしの事なら・・・気にしないで」
居並ぶ怪人たちに向かって、早苗は指を唇の前で立て、投げキッス。目は
誘うような怪しい輝きを放っており、悪女の雰囲気を醸し出している。

そして、六畳間の電気が落とされると、淑女の喘ぎが低く響いた。古びた
宿舎の床が鳴り、ギシギシと軋んでは室内の空気を歪ませる。
「みんなで・・・いつかきっと・・・この国を・・・変えようね」
早苗は愛しげに仲間の男を胎内へ迎え、冥利を呉れてやった。
甘い囁きを紡ぎ、共に掲げた理想を誓い合いながら。
「うん、早苗ちゃん」
怪人たちは次々と早苗に圧し掛かり、男を上げていく。時として、
悪の女はこのように、己の信念に身を捧げる事を厭わず、献身
するのである。悲しくて投げ出したい。そんな流される日々は、誰に
だってある。だから、希望を持つのだ。
(明日からも、頑張ろう)
不器用に生きる自分にエールを送る早苗。そして、同じく不器用な
仲間たちにも。
「ああッ!みんな、頑張ろうね・・・一緒にッ!」
窓から差し込む月明かりが早苗の肢体を照らした時、彼女自身
も冥利に尽き、女を震わせる。しかし、それは暴力的な性では無く、
慕われ、愛される事によって得た、優しい絶頂だった・・・・・

おしまい。
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