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玄関開けたら2分で召喚

作者:7代目スレ44氏
備考1:女幹部×触手
備考2:ロリ悪女もの。



「おう、シッポちゃん昨日は残念だったな」

‘昨日は残念, とは、昨日の朝放送された子供向けTV番組
『正義戦隊 ジャスティ・ファイブ』 の事である。
魔界から来た『デビるん』が、『ジャスティ・ファイブ』と闘うのを、
『リアルタイム』に流すこの朝の番組は、毎回高視聴率を獲得していた。

‘シッポちゃん,とは、この店に魚を買いに来ている世界征服をたくらむ悪の総司令官
『デビるん』に向けられた言葉である。

大手玩具メーカーがスポンサーに付き ‘出演料,やら人形が売れた時の‘肖像権,で、
デビるんは秘密基地の家賃やら何やらを賄っている。
今デビるんが今夜のご飯を買いに来ているこの商店街でも、彼女の事は当然知れ渡っていた。

無論、昨日もいつもと同じくジャスティスファイブにより世界の平和が守られた。

「シッポちゃんが世界征服したら俺の店をデパートみたいにしてくれるんだろ?」
「そうよ、源蔵さんのお店う~んと、大きくしてあげる!そして私の専属の魚屋さんにしてあげるのよ!」
デビるんはそう言って得意そうに笑うと腰に手を当て、
お尻の所から生えたシッポがパタパタと揺れる。
「アンがとよ、シッポちゃん、じゃあ、いっぱい食ってがんばってもらわねえとナ」
そう言ってニッコリと笑うと、店の商品を袋の中へと入れ始めた。
「はわゎああ、きょ、今日そんなにお金持ってきてないのよ~」
それを見たデビるんは慌てて静止しようとするが、
「良いんだよ、また今度で」
楽しそうにアレコレと渡してくる。
「今日はアルスがいないからいっぱい貰っても食べきれないのよ~」
「? ああ! あの金髪兄ちゃんか! ヨシ! ちょっと待ちナ」
そう言いながら店の魚を取り上げると、
「冷凍すれば長持ちするから、これなんか刺身にしてやるから今日食っちまえいな」
そう言ってかごに入れる。
「わあい! ありがとう、元造さん!」
デビるんはシッポをパタパタさせながら、魚元の親父に抱きつく。
「あははは、その代わり、俺の店うーんとでっかくしてくれよナ! シッポちゃん」
「モチロン! でも、その時はシッポちゃんじゃなくて、私のこと『地球征服総司令官』って呼ば無いと怒るわよ」
「おお、なんか急に難しそうになったな」
親父は目を大きく見開きおどけてみせる。
そんな態度に気を良くしたのか、デビるんはペッタンな胸を反らすと、
「そうよ、私はすっごく偉いんだから!」
エッへンと、誇らしげな顔をして見せた。


「今日はいい買い物したなぁ~」
ニコニコと笑いながら貰った物を秘密基地=ボロ部屋、の、冷蔵庫にしまい込むデビるん。
この前発売されたフィギアの売れ行きが殊の外良かったらしく、特別ボーナスで家電製品を新しくしたのだった。
「大勢の信者が私にいるってことよね、きっと朝晩祈りをささげているのだわ」

完全可動式で様々なポーズが取れるデビるんフィギア(2500円)は、
『戦闘用コスチューム』『ワンピース・バージョン』 『スクール水着バージョン』
の三種類が、『ヤラレ』バージョン別売りで‘大きなお友達,の間で売れている。
因みにスク水はイベント限定の‘旧スク水,が、ネットで高値で取引されていたりする。
が、パソコンなどのネット環境を持たない彼女には知る術もない。
無論、フィギアが‘魔改造,されてたりする事も。


「フフフ、愚民達め、この私の圧倒的なカリスマに跪く……あれ? 」
買い物を冷蔵庫に入れていたデビるんの手がピタリと止まる。
「何コレ?」
袋から取り出したそれは、紛れもなくタコであった。

だが、魔界で生きてきたデビるんには知る術もない。

「何だろうこれ……? あ、そうだ! こういう時はチンしよう!」
分からない食材は 『とりあえず電子レンジでチンしてみる』
それは魔界に生きる物たち全ての‘智恵,であった。


ガチャ、バタン、ピッ、ヴーン。
「聞いた事ないメーカーだけど使い易くて良かった~」
電子レンジのスイッチを入れると、パタパタと机のある部屋へと走るデビるん。
「じゃあ、出来るまで次の作戦でも考えてよう」
チョコンと机に座ると次の作戦を練り始めるデビるん。
「そう言えば『すぽんさー』さんが次はレストランを舞台にしてくれって言ってたっけ」
時折スポンサーよりデビるんへ『次はこの様に~』と、指示が来る。
スク水はそのせいだ。
どうやら次は可愛いウエイトレスバージョンを販売したいらしい。
上手くいけば、大手ファミリーレストランとのコラボで、更なる販売拡大が期待できるだろう。

「あの時食べさせてもらったハンバーグ美味しかったのよぉ~」
シッポをパタパタさせながら、スポンサーに奢って貰ったメニューを思い出し、
ジュルリ。
涎を垂らすデビるん。
無論、スポンサーの思惑など知るはずも無い。

「う~ん、人間共は如何したら困るかしら?」
いつも作戦を考えてくれるアルスは用があって魔界に帰っている。
しばし頭を抱えると、
チーン。
「ああ、出来たんだ」
パタパタとレンジへと走ると、
「美味しくできてるはずね!」

無茶苦茶な要求を挙げながら取っ手に手を掛けた。
次の瞬間!

バタン!!

「え!? なに? きゃあ!?」

凄まじい勢いで‘何か,がレンジから飛び出した。

「きゃああ! なにこれ!?」


それは、無数の‘触手,だった。
レンジから伸びた触手がデビるんを捕らえると、あっという間に手足を拘束する。
「ちょっ…! 何よ! は、放しなさい!!」
バタバタと体を動かすが強い力で抑えられたまま身動きが出来ない。
大きな触手はガッチリとデビるんを絡めとると、獲物の動きを封じるかのように、
ギチギチと手足や胴体を締め上げていった。
「く、くるしいぃ、こ、このバカ! 離しなさいってば!!」
必死になって触手を振りほどこうともがくがヌルヌルとした感触が纏わりつき、力が入らない。
その時、一本の触手がデビるんの尻尾に絡みつく。
「ひっ! ひゃうぅうぅん……」
ピクリと体を震わせ小さな喘ぎ声が口から漏れる。
にゅるにゅるとした感触がシッポからやがて全身を雷が走ったように襲う。
「い、いやぁ、しっぽ、しっぽはだめぇ……」
グチュグチュと弱点のシッポを弄られ、弱々しい悲鳴を上げる。
目に涙を浮かべ、プルプルと全身を震わせ、全身を襲う電流に耐え忍ぶ。
彼女にとってシッポは敏感な体の一部分である。
だがデビるんが許しを請おうとしても、
ニチャニチャと音を立てながら、ゆっくりと触手は尻尾に絡み付いていく。
「はぁあぁう! やめぇ……! ヤメナサイッ!」
彼女が大声を上げた瞬間。
全身をぬらぬらとした触手に絡みつかれ、やがて一本の触手が、
「はわあ! だ、だめぇ!!」
デビるんの胸に絡みついた。
絡みつくとは言え、ほぼオウトツの無い体は、だが器用な触手の侵略により、
「は、アア、イやあ、おっぱいの先っぽグリグリ、いやぁっ……!」
無残にもその先端部分を執拗以上に責められる。
手足を動けないように締め付けられ、胸の先端と、尻尾を責め立てられ、
「ふ、ふぁぁ! ひ、ひっちゃう!」
完全に体は出来上がってしまう。
体中が熱くなり、自然と目の周りに涙がたまる。
幾ら魔界から父である『デビル元帥』に成り代わり世界征服にやって来たと言っても、
人間の年齢に合わせれば、外見はまだ幼い少女である。
無論、心も、頭の方も。
で、あるから、

「だ、めぇ! いっちゃうう!」

激しい責めに耐え切れる物でもなく、両胸と、尻尾を激しく責められて、がくがくと痙攣をしながら、
激しく絶頂を迎えてしまう。


「ハアぁ……、はぁ……ふぅ!?」
だが一息つく暇も無く、触手は新たに動き始める。
白く柔らかい、フニフニした太ももに絡みついていた物が、
ヌルヌルと、デビるんの、今絶頂を迎えたばかりの柔らかな割れ目へと伸びていく。
「や、やあ! そこはホントに駄目!!」
先ほどより激しく抵抗を試みるが、体を揺すろうと太ももをきつく閉めようとしても、
触手はゆっくりと、幼い割れ目へと侵食してゆく。
「だ、だめ! ダメ!! やめなさいバカ!!」
ペロペロと品定めをする様に、触手の先端は割れ目を何度かくすぐると、
「ひゃぁ! バ…! ンっ! ヤ、やめなさいって言って……!! くギュう!!」
ジュプリ。
と、進入してきた。

易々と侵入を許したデビるんの体の中は、触手によりクチュクチュと、かき混ぜられる。
「ああ、お、お腹、お腹の中、ぐにゅぐにゅって、だめ! バカァ!」
空中に吊り下げられる形で、両足を広げられたまま触手により体を中を何度も突き上げられ、
(ら、らめ、あそこ、『ギュッ』としないと、いい様にヤラレチャウ)
そうは思っても、デビるんの力では如何しようもできない。
ただただ、いい様にイボイボ付きの触手に、責められるだけである。
胸と、尻尾のみならず、割れ目と、
「ああ、いやあ! そこ、コリコリしちゃやだ!!」
クリトリスまでも攻め立てられ、
二箇所攻めでも耐え切れなかったのに、攻撃範囲を広げられれば、
「や、やだああぁあ!!」
大きく悲鳴を上げると、
ジョロジョロと、激しくお漏らしをしながら、絶頂を迎えるのも当然といえた。

「らめ……、 らめ……」
あまりの快感の大きさに、
ピクピクと、小刻みに震えながら、デビるんは快感の余韻浸り、体を動かせずにいると

ズル……ズル。
自分の身体がゆっくりと引きずられている事に気が付く。
「?」
タコが動けなくなった小魚を自分の口に入れるかのごとく、
デビるんの体は、電子レンジの中に引きずり込まれ様としていた。


(ああ、わたし、こいつに食べられちゃうんだ)
ボーっとした頭で事態を理解するデビるん。
だが最早、指一本動かす力は残ってない。
(ごめんなさいお父様、わたし、ここで食べられちゃいます)
ズリズリと、冷たい床の上を身体が滑る。
(ああ、食べられちゃう前にアルスに会いたかったなぁ)
いつも傍らにいて自分を助けてくれていた少年のことを思い出す。
全てを諦め、デビるんは、ゆっくりと意識を失っていった。




「しっかり……しっかりしろ」
「ん……?」
ぺしぺしと、頬を叩かれ、デビるんはゆっくりと目を開く。
「だ、……れ? アル、す?」
「おお!気が付いたかい、しっぽちゃん」
「!? げ、源蔵さん」
デビるんが目を覚ますと、目の前には『魚源』の主人、源蔵がいた。
「ど、如何したの?」
「それはこっちの言葉だぜ、俺の母ちゃんが心配だから見てやれっていうんで来て見たら」
クルリと源蔵が振り返ると、そこには綺麗に捌かれたタコが落ちていた。
「シッポちゃんが、アイツにレンジん中に引きずられてたから、慌てて助けたんだぜ」
「ふわああ、あ、ありがとう、げんさん」
ぎゅうううう、とデビるんは源蔵に強く抱きつく。
「大丈夫だったかい?」
「うん、平気……」
と、言いかけて、ハッと自分を見ると、体にバスタオルが巻かれていた。
「ま、まあ、無事なら良かった」
すっと、源蔵は立ち上がる。
「に、しても、一体なんでこんな事に」
源蔵はそう言うと、電子レンジへと向かう。
「き、気をつけて源蔵さん」
後ろからの声を聞きながら、チラリとレンジを見ると、


『LOVE・クラフト社製』

と、書いてあった。

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