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(5-809)

作者:5-809氏
備考1:女幹部×戦闘員(悪)
備考2:組織の死刑執行人ネタ。経緯は(5-780~806)の>797,>799を参照。



妖艶で非情といった相反する雰囲気を醸し出す一人の美女が通路を歩いていた。
冷徹な美貌、長身ながら突き出した爆乳、見事にくびれた腰という身体に、
革紐を組み合わせただけのボンデージと呼ぶにもおこがましい淫猥な衣装を纏い、
見た者の劣情を誘うに余りある外見の彼女は、首領直属のエグゼキューター。
過激な衣装を好む女性幹部が多いにしても、彼女のそれはやり過ぎだった。
しかしそれを咎める者は誰もいない。
すぐにでも押し倒させることこそ、彼女の任務なのだ。
それは組織の裏切り者や役立たずどもに最も相応しい最期を与えること。
見せしめとして大勢の見ているその場で一方的に男の精を搾り尽くす。
吸い尽くすなどという生易しいものではない。
粛清対象の命を無駄に弄び、首領の意に添わぬ者がどのような末路を辿るかを、
存分にその身に思い知らせるのだ。全員に。
もちろん中には抵抗しようとする者たちもいたが、
彼女の圧倒的な戦闘能力の前には無力にも均しい。
首領の影として仕える彼女は決して組織の表舞台に立つことはない。
だがその存在は隠されることはなく、公然の秘密として語られている。
時折、身の程を弁えぬ者が軽口を叩いたり、手を出したりしては、
その場で“処刑”されていたりするのだった。

殺風景な本部に瘴気めいた淫気が漂ってゆく中、
彼女と目の合った運の悪い者は何かの発作のようにたちまち射精し、
その場に崩れ落ちてしまう。
テントの突き立ったズボンの股間から精液を染み出させ、
足掻き喘ぎ痙攣しながら射精を繰り返し、やがて力尽きる。
このような不運な出来事も彼女の傍では日常茶飯事なのだ。
ゴミ同然の死に様のそれに無感情な一瞥をくれただけで歩みを緩めることはない。
周囲の者は決して彼女を見ないように、今日の犠牲者を見ないように業務を続ける。
彼女が本部に姿を現したということは、これから首領からの指示が下るということ。
それはたった今枯死した者が楽な死に方であるようなことが起こる前兆なのだから。

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