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女隊長の趣味

作者:HP-5000氏
備考1:ヒーロー×女戦闘員
備考2:上級戦闘員になったゼブランには,秘密の趣味があった。それは彼女の夢であり‥‥?(「女戦闘員の夢」の続編)

1.
「ゼブラスティ様」
「何? 私のティータイムを邪魔するなら、それなり報告でしょうね?」
カチャ……。
手にしていたレモンティー入りのマグカップを置くと、全身ピンク色タイツの女戦闘員を見る。
彼女の名は『ゼブラスティ』ゼブランと言う女戦闘員が上級位置に来ると、その名前が与えられる。

「そ、それがそのぉ……」
(あら? 怖がらせ過ぎたかしら……)

口元をピンクのマスクで覆っている女戦闘員は、胸の前で両手を組んでモジモジし始める。
ゼブラスティが上級戦闘員と言っても、まだ周りは雑魚ばかりの部下。
更に上の幹部クラスから見れば、ゼブラスティも唯の雑魚なのだ。
だが、その女戦闘員にとってはゼブラスティは雲の上の存在。
緊張してしまうのも当然の事。

「ごめんね、少し意地悪だったわね」
「あっ……い、いえ! 私はそんな……」
ゼブラスティは立ち上がると、まだ幼さの残る目をしている女戦闘員の頭を撫でる。
彼女は気性が荒いタイプと言われるゼブランタイプには珍しく、部下には優しい事で有名だった。

「あの……地下から凄い威圧感が来て夜眠れなくて……モンスターでも居るんですか?」
「地下から……? ああ、あれね」
「え? ゼブラスティ様?」
ゼブラスティは立ち上がると、女戦闘員の手を取る。
そして、『私の趣味を教えてあげるわ』と一言話し、扉の奥に二人で消えた。

2.
ガチャンッ……。
「きゃぁ!」
「ふふっ、暗いの苦手なの?」
カチッ……。
地下へ続く扉が閉まると、可愛く小さな悲鳴を上げた女戦闘員の声に、ゼブラスティは笑いながら電気のスイッチを入れる。

「入るのは始めてよね?」
「は、はい! 私は今期入隊したばかりです!」
「あらあら? 今はプライベート、敬礼は必要じゃないわよ? 入隊の時、私の説明聞いてなかったのかしら? お仕置きが必要ね」
ゼブラスティが言うと、女戦闘員は『あわわっ』と慌てふためいている。
「ふふっ、冗談よ。いらっしゃい……」
それを可愛く感じながら、まるで妹を見るよう微笑でゼブラスティはその手を引いて歩き出した。

コッ、コッ、コッ、コッ……。
(ど、何処まで行くのかな? ジメジメしてるのが気持ち悪いよぉ)
右手を引かれ、ゼブラスティのゼブラ色のレザーブーツが鳴る度に、女戦闘員は表情を曇らせる。
胸の前で左手を軽く握り、オロオロと辺りを見渡している。
そして、その脳裏には不安が過ぎる。
『女新隊員のお決まり、破廉恥な行為を強制的にさせられる』
が、頭を過ぎったからだ。
細い階段の左右の壁にある扉を通り過ぎ、ゼブラスティは更に奥に進む、それが女戦闘員の不安を掻き立てる。
(SMかな? それともレズプレイかな? それとも複数? 覚悟してたけど……怖いよぉ……)

ドンッ……。
「きゃぁ!」
「何してるの? 着いたわよ?」
女戦闘員は考え事をしている内に、止まっていたゼブラスティの体に背中にぶつかっていた。
「ご、ごめんなさいごめんなさい! どうかSMだけは許してくださぁい! うぇぇん!」
「SM? ああ、あの恒例行事なら私はしてないわよ……泣いてる顔、可愛いわね……素質あるかもよ」
「ふぇ? 素質?」

ガチャ……。
「え……?」
意味有り気に微笑んだゼブラスティに引かれ、女戦闘員は不思議そうに中に入る。

カチャン……。
「えっ!?」
「どう? 私のコレクションは?」
女戦闘員が目を丸くする。ゼブラスティは面白そうにその様子を見ている。

「うぉぉぉぉ! ゼブラスティ! 今日こそ俺を選べぇぇぇ!」
左右に広がる巨大な檻の中に、大勢のヒーロー風な男達が群がっていた……。

3.
コッコッコッコッコ……。
「それじゃあ、今日は初めての子が居るから貴方お願いね」
「は、かしこまりました」
片手を腰に添えて歩いていたゼブラスティが、一人の緑色のアイマスクをした男を指差して言う。

「ちぃぃぃぃ! 可愛い子だったから俺がやりたかったぜぇぇぇ!」
同時に、周りで静にしてい男達の残念そうな声が聞こえてくる。

ゼブラスティの趣味……。
それは、自分の魅力で屈服させた男達を『ペット』として飼う事だった。
そして、彼女は定期的に男を選び『ゲーム』を楽しむ。

ガチャンッ……。
「ううっ……やっぱり、こうなるんですね……分りました」
小さな個室に来ると、女戦闘員は口元のタイツを両手で掴み、思い切り下に引張る。
伸縮性のあるタイツは、そのまま女戦闘員の胸辺りまで広がり、肌を露わにさせる。

「何してるの?」
「ですから……これから、その男の餌食に……」
女戦闘員は胸の下までタイツを下ろすと、抑制されていた胸がプヨンと飛び出し、そのまま男の前に立つ。
そして瞳を閉じ『どうぞ』と言った。

「ぷっ」
「ぷっ」
「ふぇ?」
ゼブラスティと男が噴出したかと思うと、お腹を抱えて笑い出したのを見て、女戦闘員が妙な声を上げる。

「見てるだけでいいのよ、ちなみにこの男は『マスクマスターズ』の元グリーンマスク、知的派だから良かったわね」
「知的派ですか……そう言って頂けるとは光栄ですね」
ゼブラスティは男の首に手を回すと、そのまま濃厚なキスをする。
『肉体派なら襲われてたわよ』
そして、ゼブラスティは男の服を剥ぎ取りながら、ポカンとしている女戦闘員に呟いた。

4.
ピチャクチャ……ピチャクチャ。
「んふっ、ん、ん、んっ……あむっ、レロッ……ん、ん、ん……」
「くっ、流石ゼブラスティ様……何時もそのテクには感服します。では私もそろそろ失礼して……」
グリーンマスクは、ゼブラスティの綺麗なピンク色の割れ目に舌を這わせる。

ピチャピチャピチャピチャ……。
「ふはっ! ぐ、グリーンもっ、相…当、ああんっ!」
69の状態で下から反り立つ大きなペニスを根元まで咥え込んでいたゼブラスティが、吸い出した汁を口から撒き散らしながらよがる。
「この甘い蜜の味が溜まりませんね……失礼しますよ」

ジュブブブ!
「きゃぁ! 指が、私の中で暴れ……」
ゼブラスティは、ゼブラ色のマスクに開いた穴から覗かせる瞳をウットリとさせる。
グリーンマスクの指のテクは、一瞬で相手の思考を奪い去るのだ。

ジュブジュブ! ジュブブブ! プチュプチュ! カリッ!
「ひっ!? ダメェェ! そこは弱いのよぉ! 噛まないでぇぇ!」
「失礼、ですがこんなに溢れてきましたよ」

「虐めるなんて酷いわ……なら、私も負けられないわね」
「ぬあっ!?」
クチュクチュクチュクチュクチュクチュ……。
反撃に出たゼブラスティの攻撃に、グリーンマスクがビクッと反応する。
「レロッ…ンッ……」
ペニスの皮を下まで捲り、そのまま釣竿を舐めるように下からゆっくりと先端まで舐める。
「ピチャピチャピチャピチャ、ん、ん、ん……クチュクチュ……」
舐めた跡に先端の割れ目を、舌先を捻らせて何度も抉るように刺激する。
「あむっ! ん、ん、ん、ん、ん……レロッ……ん、ん、ん、ん……」
「くあっ!?」
その後大きなペニスを口に含み、根元まで一気に飲み込む。
「くっ、奴隷とは言え、私は嘗て舌先のマスクと呼ばれた男! 舐める勝負では負けません!」

グチュ……。
「あっ!?」
ゼブラスティの割れ目を大きく指で押し広げ、グリーンマスクは奥深くに舌を入れる。
そして、ゼブラスティが口に含んだペニスを吐き出した時点で、この勝負は決まった。

5.
ブチュブチュブチュブチュブチュ!
「あ、ああっ! イク、イクイクイクイクっ! 舌だけで、やっぱりハメる勝負に変えっ! ああああっ!」
「今更変更は無しですよ? この分だと時間の問題ですね、外出許可は頂きました」

『ゼブラスティのゲーム』
それは、『テク』『ハメ』の二種類がある。
『テク』ならお互いのテクニックを駆使して先にイかせた方の勝利。
『ハメ』なら前座無しにお互いの体力が続く限り行為をし、『参った』と言った方の負け。
ゼブラスティに勝てば、男は一ヶ月の外出許可が得られるのだ。

「さて、そっちが攻撃しないなら体制を変えます」
「ああっ、あああっ……」
グリーンマスクは起き上がると、ゼブラスティが成すがままに体を仰向けにされる。
そしてM字型に固定されると、そこには綺麗なピンク色の割れ目がヒクヒクと、その時を待っている。
「お覚悟を」
「っ!? あ、ああああっ!? ああああああああああ!? んんんっ!」
ピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャピチャ!
下腹部に感じた衝撃に声を上げたゼブラスティは、恥ずかしそうに両手で口を覆い隠し、声を殺す。
『んっ、んっ』と耐えて体を捩るその姿は、多くの男性の心を掴むだろう。

ゴクッ……。
(す、すごぉい……こ、これが大人のセックス……あ、あれ? な、何この感じ?)
その光景を見ていた女戦闘員は、喉を鳴らしながら体の異変に気が付く。
――体の内が焼けるように熱い。

「もう我慢できない! ああんっ!」
グニッ……。
既に腰の部分までタイツを下ろしていた女戦闘員は、片手で左胸を揉む。
クチュ……。
そして、余った方の手でタイツの上から割れ目を撫でる。
二人の激しい勝負の模様を見て、女戦闘員は欲情してしまったのだ。

クチュクチュクチュクチュクチュクチュッ!
「き、気持ちいいよぉ! ヤダァ! 止められないぃ!」
手に納まり切らない大きな胸を、下から捲るようにして何度も揉み、乳房の先端が円を描く。
割れ目を撫でる指の動きが早まり、タイツに甘い染みが広がって行く。

ビクンッ……。
「あぁ!? イクゥゥゥゥゥゥッッッ!」
「オナニーで、イクの、始め、て……感じるぅぅぅぅぅぅ!」
ゼブラスティと女戦闘員が同時に体を震わせ、背中を仰け反らせながら絶頂の声を上げた……。

6.
ザッ……。
「ではゼブラスティ様、一ヶ月ほど失礼します」
「ええ、楽しんで来るのね……」
「お土産を期待していて下さい、では……」

グリーンマスクは緑色のシルクハットを取ってお辞儀をした後、緑色のマントを翻してその場を去る。

「ゼブラスティ様……本当に大丈夫なんですか?」
「何が?」
暫くしてグリーンマスクの姿が消えると、後で見ていた女戦闘員が複雑な表情をしている。

「だってゼブラスティ様、こんな行為は厳禁です」
「そうね……バレたら処刑ね」

『捕虜を取る者は死刑処分』
これは、組織内に伝わっている一番有名な掟だった。
女戦闘員は地下から戻ると、その事を思い出して顔面蒼白の状態だった。
秘密を知らない知っているは関係無く、その部下も例外なく処分されるからだ。

「怖い? だったら転属届けを出しなさい、いい上司を紹介するわ」
「えっ……?」
女戦闘員が目を丸くする。
危ない部隊に留まろうとする者など、居る筈が無い……。
そんな事を言えば、必ず逃げ出す者ばかりだと思ったからだ。

「貴方の先輩、知らない人は居ないわよ」
「じゃあ……」
「そう……あの子達は、私の理想に付き合ってくれてるの」
女戦闘員は唖然としているが、ゼブラスティは真剣な顔で話し出す。

「私はある男を組織に引き込みたいの、この趣味はその予行練習」
「男……? その人が……好きなんですか?」
「好きよ。でも……何度誘っても答えはNO……だから、色んな男を魅了して方法を探しているの」

悪の組織に居る女が、たった一人の男の為に命を懸ける。
世間から見れば馬鹿らしい事だろう……だが、現に彼女の周りには多くの人が集まる。

そして今日も……。
「わ、私もお側に居させてください! ゼブラスティ様の側で戦いたいです!」
「そう……ありがとう」

ザワッ……。
口元が軽く微笑むみ、赤い口紅が際立つ。それはゼブラスティの顔を美しく際だ出せ、その背中に追い風が吹く。

彼女の趣味は、一歩間違えれば身を滅ぼす過酷なもの……だが、彼女がそれを止める事はない。

何故なら……。

――その趣味は彼を迎えて完成するのだから。
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