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爆裂!エクスタシーパワー!

作者:4代目スレ796氏
備考1:女戦闘員(悪)×戦闘員(悪)
備考2:「ヤッターマソや昔の特撮もののような、しょぼい悪の組織に所属する、ダメ男と美少女の話です」(作者氏)

二つのガラス壁に囲まれた窮屈な空間は、確実に気温と湿度は、周囲から5℃近く上がっ
ていると思われた。
 
 「…暑い。暑苦しい!あっちに行きなさいよ!」
 
 はっちタンは眉をしかめ、背後にのしかかるごりらイモーマンに、ぶつぶつと文句を言う。
 身動きの取れないごりらイモーマンは、心からすまなさそうに謝るが、何度謝罪しても、
けしてはっちタンは、許してはくれない。

 「うぅぅ、ごめんよぉ。隙間がちょっとしかなくて…」
 「あんたが逃げるの遅いから、こんな事になっちゃったんでしょ!」

 ピカピカの強化ガラスは、鏡のようにそんな二人の姿を映し出す。
 
 はっちタンこと蜂野 千矢子(はちの ちやこ)は、12歳の美少女だ。
 悪の組織「超亜荷丸団」に、下っ端構成員として属している。
 肩下の長さの、栗色でサラサラとした髪。長い睫毛に茶色の大きな瞳、小さな高い鼻に、
ぷっくりとしたピンク色の唇。
 まだ幼さの残る顔に似合わず、胸は65Fは有り、ウエストがきゅっとくびれている為
肉の薄い尻が妙に大きく見える。

 ただし、性格のほうはお世辞にも、良いといえない。
 やたらと頭の良いのを振りかざし、すぐに人を馬鹿にしたり、思い通りにいかないと、
短慮に人を罵る。
運動神経も今一つで、逃げ遅れて爆発に巻き込まれそうになること数度。催眠ガスを吸
い込み、敵と共に気絶すること数度となかなか成果を上げられずにいた。
エメラルド孔雀団長以外には、それ故か悪の軍団内でも遠巻きにされているようだった。

 一方、ごりらイモーマンこと後藤 茂太(ごとう しげた)20歳も、「超亜荷丸団」
に、はっちタンの更に下っ端構成員として所属している。
身長は180センチと大きく、筋肉もしっかりとあるが、気の弱さが表に出ている為か、ど
うも冴えない。
おまけに根っからの悪でなく、元がただの童貞大学生で、自己啓発セミナーに行ったら、
悪の組織でそのまま入団という抜けっぷりからか、作戦行動にもミスが多く、爆弾を仲間
に投げるは、襲撃のため前夜から工場に隠れていてそのままお寝坊さんなど、皆に馬鹿に
されていた。


一週間前のことだった。
二人は亜荷丸団団長 エメラルド孔雀に、地下の秘密基地司令室へと呼び出された。

『よく来たわね。二人とも。』

エメラルドは、いつものように、牡牛のごとくがっしりとした男を椅子代わりにして、優
美に爪を磨いていた。
 女にしては高い170はある身長に、メロンのように大きな胸、きゅっとくびれた腰から、
脂の乗った丸みある尻のナイスバディが、からだの透ける着物状の衣服を身にまとっている。
 付け睫毛とみまごうほどの長い濃い睫毛が、切れ長の大きな目をふちどり、すっと高い鼻
や分厚い赤い唇は、妖艶な魅力をたたえていた。
腰まである長い艶のある黒髪を無造作にかきあげ、物憂げにため息をつく彼女は、モデル
や女優のように美しく、椅子代わりの牛男は、ごくりと唾を飲み込んだ。

『お前たちに、言っておきたいことがあるの。』

一体どう言ったことを団長は話すつもりかと、はっちとごりらイモーマンは、内心ビクビ
クした。

『はっちタン。貴方、来週の水曜で13歳よね?』
『はい。団長様。』
『来週の水曜日に、あの憎き御光研究所を襲撃します。』
『はい。是非、私も団長様の力に…』
『お前はいいわ。基地に私が帰ってきてから、成人の儀式を執り行ってあげるから。…
可愛いお前の身体に傷がついたら悲しいものね。』

エメラルドは手招きすると、足元に跪くはっちタンの手を取り、優しく肩を抱いた。その
まま顔を引き寄せて、はっちタンの頬に軽い接吻をする。
  (…正直、女同士でこういうのって)
はっちタンの頬が、まるでリンゴのように真っ赤になるのを、呆けたようにごりらイモー
マンは口をあけて眺めた。
エメラルドは、いわゆる性的な対象が美少女のみという、まぁアレな人だ。
成人の儀式とは、エメラルドが閨で使う、触手状の男性性器を模したものを使い、処女団
員に、自ら相手をして処女喪失させるという、なんともエロな儀式である。
ちなみにその様子は、撮影されDVD等に焼かれて、販売されている。世界的な大ヒット
で、ネットや裏でも高値で売買されていて、つまり立派な超亜荷丸団の資金源なのだ。
では、男性団員の扱いはどうかというと…

『ごりらイモーマン。』

自分が名づけた癖に、ださくてイヤと言いたげに、エメラルドが呼びつける。

『はっ。お傍に。』
『あ~、来なくていいから。来週の襲撃、行ってもらうから。失敗したら、うちの加工
食品になるの決定。気合入れなさいよ。コレ、最後の忠告。』

ごりらイモーマンは、あんまりなエメラルドの宣告に、真っ青になった。
エメラルドに抱かれたままのはっちタンも、息を呑む。
加工食品というのは、食肉や魚類などの腐りかけのものと、作戦に失敗した男性団員を、
ミキサーなどでアレして、かまぼこやソーセージなどにしてしまうことだ。
ちなみにこれも、亜荷丸団の立派な資金源である。

ごりらイモーマンとはっちタンは、今までダメっ子ながらも何とかしようと手を取り合い、
悪の組織内で助け合ってきた。
いつかはミスを失くして幹部になろうと語り合い、運動音痴なはっちをごりらイモーマン
が、頭脳方面でははっちタンがごりらイモーマンを助けてきた。
来週の襲撃で、はっちタンはいいが、ごりらイモーマンは、確実に死亡確定といったとこ
ろだった。
そのため、二人は今夜、他の仲間に先駆けて、敵たる正義の味方、御光教授の研究所に忍
び込んだのだが、運動神経の不自由なはっちタンが警報装置に引っかかり、あえなく二つの
ガラス壁に、二人そろって密閉されることとなってしまったのだった。

はっちタンは、大きな胸をガラスにギュウッと押し付けられ、背後からはごりらイモーマ
ンの大きな身体にのしかかられ、苦しげに喘ぐ。

 「ん~。もぉ、何とかしなさい!協力プレーよ!」
 「ご、ごめん。腕一本ずつぐらいしか、動かせない。」 

 何とか楽になろうと、はっちタンが身を捩る。
 すると、ごりらイモーマンの鼻先で、彼女の甘い花のようなシャンプーのいい香りが広が
り、股間では、はっちタンの可愛い戦闘用のミニスカートに包まれたお尻が、プリプリと擦
りつけられた。
 (はっ、はっちタン、たまりません…)

 ごりらイモーマンの柔らかかった肉棒が熱を持ち、少しずつ硬くなり始めた。
 はっちタンのお尻にソレが当たるのをいけない!と思いつつ、元に戻すことは出来ない。
 次第に、ごりらイモーマンの息が荒くなり、はっちタンの肩を守るように置かれていた
両手が、徐々に徐々に、壁に押し付けられて横にはみ出すはっちタンの巨乳へと、向かっ
ていく。
 (俺、こんなに理性が弱かった?…ごめんよ、はっちタン)

 一方、はっちタンはお尻に当たる大きな硬い異物に、戦々恐々としていた。
 本物の獣さながらのごりらイモーマンの行いは、多分食事の度に飲まされる薬のせいだ
と、はっちタンは思った。
 飲むと、薬が理性にまわされる脳の働きを、強引に野獣の本能や力へとフィードバック
させるので、強大な力を持つが、本能に従い理性を失いやすくなる。

 「や、やめなさい!この童貞エロゴリラ!!」
 (確かエメラルド団長が……本能。この場合、性欲か。冗談じゃないわ!)
 「ごめんよ。勝手に動いて……」

 はっちタンが懸命に動くと、無理な動きのせいか、ミニスカートがめくれ上がってきた。
純白の汚れないパンテイが露わになり、一層ごりらイモーマンの獣欲を掻き立てる。

 むにゅうぅ。

 その無骨な両手が、横チチに触れた。

 「きゃあああ!」

 ごりらイモーマンは、そのまま何とかキツイ隙間から手を動かし、はっちタンの巨乳を
鷲掴みにする。広げた指の間に、少し硬いはっちタンの乳首が収まった。
 それを、そのまま指に挟みこんで、前の固いガラス壁に何度も擦り付ける。
 柔らかな、たわわな両胸を揉まれ、はっちタンは緊張に身を固くしたが、乳首は刺激に
固さをまし、徐々に性感を高めていった。
 はっちタンも、同じ薬を飲んでいるのだ。
おまけに、エメラルドから「成人の儀式」を行うとされていて、身体中を弄られていた
ので、愛撫に敏感に反応してしまう。

 「あっ、あっ!……んん、やぁあ」

腰をくねらせて、甘い声を漏らす。
(壁で乳首、コリコリしちゃうよぉ。きゅうって、触ってほしい。…)

「可愛い声だね、はっちタン。……あれぇ、なんか俺のズポン冷たい…」

理性の飛んだ、エロ本能のみの、ごりらイモーマンが言葉責めしてくる。
その大きな怒張と擦り合わせられていた、はっちタンのパンティが、愛液でぐっしょり
と濡れていく。
どんなに不都合な相手でも、はっちタンの身体は受け入れようとしてした。
 
「はっちタンの甘いハチミツで、ちんぽもっと大きくなっちゃうよ。」
 「だめぇ。エッチなの、だめぇぇぇ。」
 
卑猥な言葉で責められると、はっちタンの秘唇からますますヌルヌルとした液が出る。
ごりらイモーマンは、片方の手を胸からはずし、はっちタンの下のお口へと手を伸ばす。
己の肉棒の位置も直し、先がはっちタンのパンティを突き破るように、ツンツンと当てて
いった。
パンティを隔てて、二つの性器が触れ合いぐちゅぐちゅと音を立てる。
秘唇に、豆に、肉棒の先が当たり、はっちタンの頭の中は、もうエッチな事で一杯で自
分から押し付けて腰を振る。

「はっちタンは、処女ですか?」
「ぁ…、んっ…は、はい。…―だっ、だから、や、め、て。」
「でも、はっちタン。下のお口のハチミツ、ちんぽ欲しいってトロトロだよ。」
「ち、がう、も…。処女は団長さまの…」

ごりらイモーマンは、懸命に小さな頭を振って拒もうとする、はっちタンの性器を、肉棒
の先をグリグリと押し付けて強烈な刺激を与え、乳首をギュッと摘みあげた。

「はっ!あ、あ、……だめ!だめ!」 
「団長さまに、俺ごめんなさいって、言うから、ごめんなさいって!」

 はっちタンのぐしょぬれの秘唇の間に指をはわせ、一本だけ入れようとする。
 滑りで抵抗無く指は飲み込まれ、中の襞はそれだけじゃ物足りないように、きゅんと締
め付けて、指を味わう。
 ごりらイモーマンは、もう我慢できないとパンティをずらし、肉棒の挿入を試みた。
 
 「入っちゃう!やぁあああ!!」
 
 言葉とは裏腹に、はっちタンが挿入しやすいように、両足を広げた。

 ぬるん。

 肉棒の先の先は、ツルンと団長たちの教えの賜物か、すんなりと飲み込まれた。
 しかし、カリ首の広がった辺りから、はっちタンの襞が強く締め付けはじめる。ゆっく
りと突き入れるが、かなりキツイ締め付けが肉棒の侵入を拒もうとする。

 「はっちタンの処女まんこ、キツキツだよ。」
 「い、痛い。…や、やっぱり、―だめぇ。」 
 「深呼吸して。おっぱい揉んで、お豆イジイジしてあげるね」

 胸やクリトリスへの愛撫で、身体の緊張がいったん解れ、はっちタンの中が、ゆるんだの
を見計らい、ごりらイモーマンは、根元までズン!、と挿入した。

 「……っ!」

 そのまま形を馴染ませるように、ごりらイモーマンが動かないと、逆にはっちタンの膣
内が焦れるように、収縮して肉棒を呼吸するように締め上げる。
 はっちタンは、目に涙をにじませるが、顔は赤く火照り、犬のように浅く息をして、ぴ
くぴく身体を震わせた。
 
 「はっちタンの、すごくイイよ!」

 理性の振り切れたごりらイモーマンは、もはや遠慮なしに、ズプズプ肉棒を突きこむ。
 一突きするごとに、男の強い動きに対抗しようととろり大量の愛液が溢れ出す。中を擦
りあげられる毎に、はっちタンの身体から傷みではなく、早くも快感がこみ上げてきた。
 薬が。調教が。肉棒が。はっちタンを、小さな少女から、淫乱なメス犬へと変える。

 「…あっ、あ、あ、あ―!!」
 「はっちタン。はっちタン。ミルク出すよ!いっぱい出すよ!」

 その時。

周りでドン!といくつもの爆発音が響き、無人だった研究所内に、大量の武装した亜荷丸
団員とエメラルドが侵入してきた。
 彼らは、はっちタンとごりらイモーマンを見て、呆然とした。
 研究所に、御光教授たちはいないが、見慣れたダメ団員が、セックスに励んでいるのだ。

 「は、はっちタン?!」

 エメラルドが真っ青な顔をして、叫ぶ。
 可愛い美少女が、あのダッサイごりらと腰を振って、喜んでセックスして、アンアン言っ
てるとは。

 「私の処女なのにーー!!!」

 ガバっと床に伏せ地団太を踏むと、エメラルドは悔しげにごりらイモーマンを睨みつけた。

 「あのゴリラ!お前たち、撃ってしまいなさい!!」


 ヘコヘコと腰を動かす、二人の身体が、青白い光に包まれる。
 はっちタンの下腹部あたりに、特にまぶしく輝く光の玉のようなものが脈打つように透け
て見えた。

 「…まさか、御光の力?記憶は失ったはずなのに…お前たち、早く二人まとめて、消して
おしまい!!」

はっちタンとごりらイモーマンを覆っていた光が、稲妻のように研究所内に閃き、バタバタ
と亜荷丸たちをなぎ倒す。
 光に打たれ、元の人間の姿に戻るもの、そのまま消滅するもの、もはやその場に動けるもの
は、二人を除きいないかと思われた。
 しかし、光を避けるエメラルドは、真の敵とばかりにはっちタンに掴みかかろうと、二人の
前に飛びだす。

 「おのれ、御光 千矢子!光の力の子め!!」

 だが、はっちタンとごりらイモーマンの目に、エメラルドなど入らない。
絶頂めざし、はっちタン自ら腰を振ると、中の締め付けとその刺激に耐えられず、ごり
らイモーマンが、一際腰を大きく突き上げて、たっぷりと射精した。
 ぶくん!びゅっ、びゅっ、びゅっ……はっちタンの中に、熱い液体が注ぎ込まれると、
同時に膣内は、もっと欲しがるように締め付け、男の精液を搾り取る。

 スローモーションのように、飛び掛ろうとしていたエメラルドの身体が虹色の光に包ま
れ、研究所の空間内に歪みが出来た。
エメラルドは光もろとも呪詛の声を吐きながら、悲鳴を上げて空間に吸い込まれた。

「ただでは、タダデハオカヌ…」

二人の、千矢子の体から、さらに虹色の光が溢れ出し、研究所を満たしていく。
はっちタンとごりらイモーマンは、繋がり果てたまま意識まで失い、何も気付かない。
すべてが七色の虹の光に包まれる。

そして。凄まじい爆発がおき、研究所一体が虹の光に覆われた。

 『―千矢子。千矢子。』

 誰かがはっちタンに呼びかける。

 『だ、れ…?』

 精液を吐き終えてからも、硬さを失わない肉棒をはめたまま、はっちタンは目を覚ます。
 (アソコの入り口が、ジンジンして、なんだか…気持ちいい)

 『千矢子。我が、子孫よ。』
 『子孫?』
『そうだ。私は御光一族の始祖。御光 竜一。先程の爆発で、思い出しただろう。蜂野
いや、御光 千矢子。』
『私は…』

そう。一年前、祖父、御光教授の研究所を出たところを拉致され、洗脳された上に性格
も改悪されて、自分が亜荷丸の団員だと、思わされていたのだ
 そして自分に肉棒を差したまま、安らかな顔をしている、この男は…

 『千矢子。お前は亜荷丸にいながらも、その男を救おうとした。お前の心の奥底に眠る、
正義の心と、愛し合う二人のエクスタシーパワーが、超亜荷丸団を壊滅に導いたのだ。』
 『正義、…エクスタシーパワー。』
 『我が御光一族のみにある、この地を守る力。互いに愛し合うことで発動する。』
 『私が…』
 『だが、どうする千矢子?お前は記憶を失くして、その男と繋がった。もともとは、お
前の望まぬ結びつきだ。今、沢山の時空がエクスタシーパワーにより、この空間に交差し
ている。お前が選べは、未来は選べる。』

 竜一が送り込んだのか、千矢子の頭の中に、幾つかのビジョンが浮かんだ。
 
 ごりらイモーマンに気付かず歩き去る、千矢子。その後ろ姿を寂しげに見送る、普通の
大学生の姿をしたごりらイモーマン。
 ソレとは逆に、並んで微笑みながら歩く、ごりらイモーマンと千矢子の姿。
 そして、二人とも何も分からず、隣に違う異性が立ち、すれ違う姿。

 『私は…』
 
 ごりらイモーマンは、両手を伸ばすと、意識の無いまま千矢子を抱きしめ、その髪をイ
イコ、イイコするように撫でた。
 (―もう、しょうがないなぁ。私よりお兄さんの癖に、頼りなくって…)
 千矢子が苦笑して、愛しそうに背後のごりらイモーマン、後藤 茂太を見つめた。
 (私が、騙されないように、守ってあげなくちゃダメかな?)

『私は、彼と共に在る事を、望みます。』
『そうか。…幸せになれよ。では、さらばだ。』

竜一の声は、陽だまりのように暖かく、千矢子や祖父を、そしてこの地を見守っている
ようだった。
 別れを告げる声と共に、徐々に爆煙が晴れていく。
 研究所の廃墟後には、千矢子とごりらイモーマンの二人しかいない。
 天井に穴が空いたため、夜空に沢山の煌めく星が見えて、千矢子は彼と繋がったまま、
うっとりとした。
 が、ごりらイモーマンの腰の動きが、また激しくなる。
 千矢子、いや、はっちタンのその粘膜が硬いもので擦られる感覚に、夢中になっていき、
自分の大きな胸を揉みつつも、腰をリズムを合わせるように、振った。

 御光教授が防衛軍の面々と、超亜荷丸団のアジトを急襲したところ、もぬけの空だった。
 一年前に行方不明になった、孫の千矢子が洗脳され、亜荷丸の一員となっている、とい
う情報をキャッチしたので、保護と亜荷丸団壊滅の為、乗り込んだのだ。
 失意のまま研究所の近くまで戻ると、凄まじい爆発音と共に、研究所が七色の光に包ま
れるのが、見えた。
 急いで研究所へと足を進めると、廃墟の中に千矢子がいたのだが…

 「は、はっちタ~ン…もう、ムリ、ムリだって、」
 「やぁ、まだダメ!まだたったの50回目じゃない。…ん、あっ、それ…イイ!」
 「―…か、かんべんしてくださーーい。」
 「ぁ、あ…ほ、ら、協力プレイよ。亜荷丸でも、…よく、してたでしょ。はちみつミル
クシェイクよ!。」

はっちタンが、ごりらイモーマンの腰にまたがり、ものすごい高速回転で腰を振る。
と、51回目の射精で、はっちタンの花弁から、水のように薄いさらっさらの白い液体
が、流れ出た。 

 「千、千矢子。お前…」
 「あ。おじい様。ご心配かけて、申し訳ございません。千矢子ただいま、戻りました。」

 ヌプッと、千矢子が肉棒を抜くと、シオシオになった、ごりらイモーマンは、気絶して
しまった。
 一年前より、まぁその、ここやあそこがしっかり成長したような孫を、複雑な思いで、
御光教授は見つめた。

 「いや、その、あの、そいつは一体…。」
 「ごりらイモーマンいえ、後藤 茂太さんです。一応私の婚約者になるはずの人。」
 「えっ!お前今日でまだ、13歳だろうが!」
 「愛に年齢は、関係ありません。愛は地球を救うって、御光 竜一さんが言ってました。」
 「お前どこで、その名前を!?」
 「それは、これからお話します。」

 千矢子は身体だけでなく、心も成長したようで、ふわふわとした子供っぽさが少なくなり、
守るべき人を見つけた強さがあるように思われた。
 (13歳にして、もうこの老人の手を離れるのか…)

 「まぁ、うん。とりあえず、色々聞かせておくれ。」
 
 そっと、御光教授が千矢子に、白衣をかける。
 千矢子は、茂太の足を掴みズルズルと引っ張り、担ぎ上げた。

 「千矢子。お前いつの間に、そんな力持ちに?」
 「これは、愛の力です。」

 千矢子は、花のように美しく、にっこりと微笑んだ。

 『おのれ、悔しい。…悔しい!はっちタン、今まで可愛がってあげたのに!』
 『あの子は、もともとソッチじゃないから、ムリだろう。』 
 
何も無い歪んだ空間で、エメラルドがひざを抱えて座り込む。
しばらくすると、彼女の目の前に、端正な顔立ちの彫像のように美しい筋肉の青年が、
全裸であらわれた。光輝くような笑顔が、なんとなくはっちタンを思い出させる。

『お前は…まさか!』
『ちゃんとした自己紹介は、まだだったな。御光 竜一だ。』

歯噛みをしていたエメラルドであったが、全裸の竜一のナニが、徐々に赤子の腕の太さ
ほどに変化して、目をむいた。

 『お、お前。そんなモノを、そんな風にして!』
 『あぁ、スマン。極上の美人がおっぱい丸出しでいるから、つい。』
 
 急いで、爆発のショックではだけられ、丸出しだった美乳を隠す。
 
 『この空間で、一人で皆を見守ってきたんだ。』

 竜一が、へそまで反り返るソレを、手に持ち腹を叩く。
 
 『お互い一人同士、慰めあおうじゃないか。』
 『男なんて!』
 『美人が、そんな顔をするんじゃない。頑ななところは、可愛いが…まずはこれで、お
仕置きだな。』
 『!!』

 エメラルドの美しい顔が、恐怖に引きつる。
 なにせ、素晴らしい男を惹きつける身体をしているのに、男を受け入れたことがないの
だ。

 『ふむ。男とセックスしたことがないのか…よし、お仕置きだが優しくしよう。』
 『御光なぞ、嫌いだ!』

 エメラルドは逃げようと走り出したが、竜一にすぐに捕まり、その厚い筋肉が覆う胸に
抱きこまれてしまった。
 (悔しい、こんな男!御光なぞ、はっちタンを除いて、滅びてしまえ!)
 竜一が何か呪文をとなえると、その男らしい顔が、何故かはっちタンに変わる。

『どうだ、これならいいだろう。』
『身体もはっちタンに変われば、許してやろう。』
『調子に乗るんじゃない。…やっぱり、お仕置きだな。』

竜一が顔を元に戻すと、エメラルドの豊満な胸をもみしだく。

『元祖!エクスタシータッチ!!』
『ぁあああ!』

エメラルドが竜一の手から生まれる、その快楽に身を震わせる。
次々に繰り出される、エクスタシーの力と技に、エメラルドは息も絶え絶えだった。
(御光一族め!けして、けして私は、諦めない!再びあの地にまい戻り、そして…)

『それ!悪い子には、肉棍棒注入だ!!』
『あぁぁっ!はっち、タ~~~~ン!!!』

異空間に、虚しくエメラルドの叫びがこだました。

(おしまい) 
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